ジーエスランドール（2005年生、母ベジンスキー）

ジーエスランドール（2005年4月22日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋キャラクター名より」。毛色は栗毛。種牡馬のデヒア（当時14歳）と交配したベジンスキーが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）パカパカファーム。戦績は、中央平地1戦0勝、地方14戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2008年のフォーチュネイト山吹特別。

経歴

デビュー前

1歳のとき、パカパカファームから「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、佐藤由佳によって840万円で落札された。2歳のとき、佐藤由佳から「ひだかトレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

栗田裕光厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2007年）

8月17日、デビュー戦は坂井英光騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は488kg。6頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったキョウエイゴールドに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

9月6日、中2週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では電光石火の末脚を披露したが、3着に終わった。

9月30日、中2週で迎えた3戦目は、2歳（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井英光騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では見せ場を作れず12着に敗れた。

3歳（2008年）

1月15日、約3か月半の休み明けで迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂井英光騎手（3戦0勝）。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に敗れた。

2月18日、中4週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で坂井英光騎手（4戦0勝）。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のフォージドヴィガーに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3月13日、中2週で迎えた6戦目は、加藤和博騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のフォーチュネイトクロッカス特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

4月10日、中3週で迎えた7戦目は、3歳戦のフォーチュネイト山吹特別（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は坂井英光騎手（5戦1勝）。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のミヤサンスペクターに1馬身半の差をつけて2勝目を手にした。

5月3日、中2週で迎えた8戦目は、3歳500万下（東京ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（6戦2勝）。15頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びを欠き12着に終わった。

6月1日、中3週で迎えた9戦目は、3歳戦のあやめ特別（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で坂井英光騎手（7戦2勝）。13頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では勢いよく末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のニジノムコウを3/4馬身振り切って3勝目を手中に収めた。

10月29日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた10戦目は、オフト大郷賞（大井ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂井英光騎手（8戦3勝）。13頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず13着に敗れた。

12月3日、中4週で馬体重を前走から13kg絞って迎えた11戦目は、ステンドグラス賞（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で坂井英光騎手（9戦3勝）。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい13着に終わった。

12月26日、中2週で迎えた12戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、ターコイズ賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に終わった。

4歳（2009年）

1月19日、中2週で迎えた13戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、ウェルカム2009賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず10着に終わった。

3月2日、中5週で迎えた14戦目は、春風特別（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は坂井英光騎手（10戦3勝）。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に敗れた。

3月27日、中3週で迎えた15戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、中野区特別（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。13頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では決め手が足りず13着に終わった。