サンキョウビジョン（1992年生、母サンキョウホッパー）

サンキョウビジョン（1992年4月9日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のサンシャインボーイ（当時18歳）と交配したサンキョウホッパーが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は田湯牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方22戦6勝2着3回。主な勝ち鞍は1996年の一般B3ロ。

経歴

デビュー前

太宰義人厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1995年）

3月4日、デビュー戦は小池隆生騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は464kg。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。

5月21日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、4歳未勝利（中京芝1700m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で小池隆生騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず13着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた3戦目は、西谷誠騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1800m 曇/不良）に52kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びを欠き10着に終わった。

7月10日、中4週で迎えた4戦目は、山口高騎手を鞍上に迎えて、4歳C2ハ（新潟(地)ダート1200m 曇/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のマイネルブレットに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月22日、中1週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた5戦目は、4歳C1（新潟(地)ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山口高騎手（1戦1勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月23日、中8週で迎えた6戦目は、4歳C2イ（三条ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口高騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のスノージーコインをハナ差制して1着ゴールを果たした。

10月10日、中1週で迎えた7戦目は、4歳C1（三条ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で山口高騎手（3戦2勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月26日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、五十嵐剛紹騎手を鞍上に迎えて、4歳C1イ（三条ダート1700m 曇/不良）に54kgの軽斤量で出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったスピーディレディーから半馬身差の2着に敗北した。

11月9日、中1週で迎えた9戦目は、4歳C1（三条ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は山口高騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた10戦目は、4歳C1（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山口高騎手（5戦2勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったマッハゼウスからアタマ差の2着となった。

12月3日、中0週で迎えた11戦目は、4歳C1（新潟(地)ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山口高騎手（6戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4歳（1996年）

4月4日、約4か月の休養明けで迎えた12戦目は、一般C4ロ（三条ダート1600m 雪/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山口高騎手（7戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月13日、連闘で迎えた13戦目は、一般C4ロ（新潟(地)ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山口高騎手（8戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月1日、中2週で迎えた14戦目は、森川一二三騎手を鞍上に迎えて、一般C4ハ（三条ダート1600m 雨/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のキャニオンボナンザをハナ差制して先頭ゴールを果たした。

5月21日、中2週で迎えた15戦目は、一般C3（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は山口高騎手（9戦2勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月2日、中1週で迎えた16戦目は、一般C3イ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は森川一二三騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月15日、中1週で迎えた17戦目は、一般C3ロ（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は山口高騎手（10戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のキャニオンボナンザに3/4馬身の差をつけて優勝

7月1日、中1週で迎えた18戦目は、一般C1イ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口高騎手（11戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月7日、連闘で迎えた19戦目は、一般C1ロ（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口高騎手（12戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のマヤノプレザントに1馬身の差をつけて5勝目をゲットした。

7月26日、中2週で迎えた20戦目は、一般C1（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山口高騎手（13戦4勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月17日、中2週で迎えた21戦目は、一般B3イ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山口高騎手（14戦4勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月14日、中3週で迎えた22戦目は、一般B3ロ（新潟(地)ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で山口高騎手（15戦4勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のカチウマアラシをクビ差制して先頭ゴールを果たした。

9月22日、連闘で迎えた23戦目は、一般B3（新潟(地)ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で山口高騎手（16戦5勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月11日、中2週で迎えた24戦目は、一般B3イ（三条ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で山口高騎手（17戦5勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月23日、中1週で迎えた25戦目は、一般B3ロ（三条ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で山口高騎手（18戦5勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったジハードから1馬身差の2着に敗北した。