ハートオンスマイル（2004年生、母カーリスマイル）

ハートオンスマイル（2004年3月1日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「両親名より」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のチーフベアハート（当時11歳）と交配したカーリスマイルが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）岡田牧場。戦績は、中央平地14戦0勝、中央障害5戦0勝。

経歴

デビュー前

境征勝厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2006年）

7月15日、デビュー戦は西田雄一郎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1200m 曇/重）に出走。馬体重は458kg。18頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位には届かず9着に終わった。

8月5日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西田雄一郎騎手（1戦0勝）。18頭立ての9番人気で16番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では出色の末脚を発揮したが、5着に終わった。

9月2日、中3週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西田雄一郎騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて8着に敗れた。

10月29日、中7週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で西田雄一郎騎手（3戦0勝）。13頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

11月19日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（東京芝1600m 小雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で西田雄一郎騎手（4戦0勝）。18頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では見所を作れず14着に終わった。

3歳（2007年）

2月4日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では決め手が足りず12着に終わった。

3月18日、中5週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた7戦目は、3歳未勝利（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は西田雄一郎騎手（5戦0勝）。16頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず10着に終わった。

4月15日、中3週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西田雄一郎騎手（6戦0勝）。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

5月20日、中4週で迎えた9戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り曇/稍重）に出走。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

6月23日、中4週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は西田雄一郎騎手（7戦0勝）。15頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず7着に終わった。

7月14日、中2週で迎えた11戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で西田雄一郎騎手（8戦0勝）。13頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

8月5日、中2週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で西田雄一郎騎手（9戦0勝）。15頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に敗れた。

8月26日、中2週で迎えた13戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で西田雄一郎騎手（10戦0勝）。15頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、5着に入り込んだ。

10月6日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で西田雄一郎騎手（11戦0勝）。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

12月8日、中8週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた15戦目は、穂苅寿彦騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。5着に入り込んだ。

4歳（2008年）

1月12日、中4週で迎えた16戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 雨）に出走。鞍上は2戦連続で穂苅寿彦騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月30日、約2か月半の間隔を開けて迎えた17戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で穂苅寿彦騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月31日、中8週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた18戦目は、宗像徹騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 小雨）に出走。14頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。競走中止となった。

8月9日、中9週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた19戦目は、柴田未崎騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。