ワンダーラスティ（1986年生、母ミシガンレデイ）

ワンダーラスティ（1986年5月22日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアラナス（当時21歳）と交配したミシガンレデイが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は林孝輝。戦績は、中央平地18戦2勝2着1回、地方25戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1989年の4歳以上400万下。

経歴

デビュー前

山本正司厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1989年）

2月26日、デビュー戦は松永幹夫騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（阪神ダート1800m 曇/不良）に出走。馬体重は410kg。13頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

3月12日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に終わった。

4月9日、中3週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で松永幹夫騎手（2戦0勝）。15頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

5月6日、中3週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で松永幹夫騎手（3戦0勝）。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

5月27日、中2週で迎えた5戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に50kgの軽斤量で出走。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

6月11日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（阪神芝1400m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は松永幹夫騎手（4戦0勝）。18頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい16着に敗れた。

7月9日、中3週で迎えた7戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

7月22日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は松永幹夫騎手（5戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

8月6日、中1週で迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（6戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く4着に終わった。

8月20日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松永幹夫騎手（7戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では鬼脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のシヨノフォルテシモをクビ差振り切って待望の初白星を挙げた。

9月3日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上400万下（函館ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で松永幹夫騎手（8戦1勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、勝ったトウショウダッシュに詰め切れず、約14馬身差の2着となった。

9月16日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上400万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で松永幹夫騎手（9戦1勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のニューヨーカーに1馬身の差をつけて2勝目を手にした。

10月7日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上900万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で松永幹夫騎手（10戦2勝）。13頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では決め手が足りず11着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上900万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で松永幹夫騎手（11戦2勝）。13頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

4歳（1990年）

5月13日、約7か月の休養明けで迎えた15戦目は、中竹和也騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり12着に終わった。

6月2日、中2週で迎えた16戦目は、5歳以上900万下の加古川特別（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中竹和也騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では今一つ伸び切れず16着に終わった。

6月24日、中2週で迎えた17戦目は、5歳以上900万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中竹和也騎手（2戦0勝）。18頭立ての17番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり16着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた18戦目は、5歳以上900万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で中竹和也騎手（3戦0勝）。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず15着に終わった。

12月11日、約5か月の休み明けで迎えた19戦目は、本間光雄騎手を鞍上に迎えて、一般C1五六（大井ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

5歳（1991年）

2月14日、中8週で迎えた20戦目は、細川勉騎手を鞍上に迎えて、バレンタイン特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のフアーストラブをハナ差制して久々に美酒を浴びた。

3月7日、中2週で迎えた21戦目は、一般C1四（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は本間光雄騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月10日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた22戦目は、鎌北湖特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は細川勉騎手（1戦1勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月25日、中1週で迎えた23戦目は、スワロー特別（浦和ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で細川勉騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月23日、中3週で迎えた24戦目は、美の山特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で細川勉騎手（3戦1勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月7日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた25戦目は、おとめ座特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で細川勉騎手（4戦1勝）。14頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月26日、中2週で迎えた26戦目は、一般C1二（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で細川勉騎手（5戦1勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。

7月16日、中2週で迎えた27戦目は、一般C1四（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で細川勉騎手（6戦1勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月30日、中1週で迎えた28戦目は、盛夏特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で細川勉騎手（7戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

8月16日、中1週で迎えた29戦目は、ロマンチックナイト賞（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で細川勉騎手（8戦1勝）。14頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月1日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた30戦目は、カンナ特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で細川勉騎手（9戦1勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月23日、中2週で迎えた31戦目は、ロベリア特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で細川勉騎手（10戦1勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

10月17日、中2週で迎えた32戦目は、陽月特別（浦和ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で細川勉騎手（11戦1勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月5日、中2週で迎えた33戦目は、秋田実騎手を鞍上に迎えて、トパーズ特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月27日、中2週で迎えた34戦目は、一般B3四（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は細川勉騎手（12戦1勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6歳（1992年）

1月2日、中4週で迎えた35戦目は、睦月特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で細川勉騎手（13戦1勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったムツミドラゴンから5馬身差の2着となった。

1月29日、中3週で迎えた36戦目は、一般C1四（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で細川勉騎手（14戦1勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月19日、中2週で迎えた37戦目は、ヒヤシンス特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で細川勉騎手（15戦1勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月13日、中2週で迎えた38戦目は、一般C1二（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で細川勉騎手（16戦1勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月8日、中3週で迎えた39戦目は、一般C1四（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で細川勉騎手（17戦1勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた40戦目は、見沢譲治騎手を鞍上に迎えて、一般C1四（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月17日、中2週で迎えた41戦目は、カーネーション特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は細川勉騎手（18戦1勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。

6月29日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた42戦目は、夏菊特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で細川勉騎手（19戦1勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月30日、中3週で迎えた43戦目は、夏山特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で細川勉騎手（20戦1勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。