キタノコマチ（2017年生、母チーズマヨ）

Kitano Komachi

2017.03.23

キタノコマチ（2017年3月23日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「北の小町」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のタートルボウル（当時15歳）と交配したチーズマヨが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は村上 欽哉。主な勝ち鞍は2019年の2歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、村上欽哉から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、キタジョファームによって216万円で落札された。

南田美知雄厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2019年）

6月23日、デビュー戦は黛弘人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は462kg。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではいいところがなく11着に終わった。

7月30日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳戦の安平町「安平山スキー場」賞（門別ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。

8月14日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は一杯になって10着に敗れた。

9月26日、中5週で迎えた4戦目は、石川倭騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1000m 晴/重）に出走。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

10月8日、中1週で迎えた5戦目は、小野楓馬騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1000m 雨/不良）に出走。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭く末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のグランギフトに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

10月22日、中1週で迎えた6戦目は、2歳（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は岩橋勇二騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

11月5日、中1週で迎えた7戦目は、2歳（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

12月12日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた8戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、2歳（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では決め手に欠いて4着に終わった。

3歳（2020年）

1月9日、中3週で迎えた9戦目は、3歳戦の味も価格も大阪仕込み たこやきうーたこ賞（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚が止まってしまい9着に終わった。

2月12日、中4週で迎えた10戦目は、張田昂騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。

3月17日、中4週で迎えた11戦目は、高畑皓一騎手を鞍上に迎えて、3歳C1（園田ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が衰えて9着に終わった。

4月1日、中1週で迎えた12戦目は、3歳C1（園田ダート1230m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で高畑皓一騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

4月14日、中1週で迎えた13戦目は、3歳C1（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で高畑皓一騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天賦の闘争心でゴールまで勇戦し、3着に入り込んだ。

4月29日、中1週で迎えた14戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳C1（園田ダート1230m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

5月20日、中2週で迎えた15戦目は、大柿一真騎手を鞍上に迎えて、3歳C1（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が鈍り9着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた16戦目は、3歳C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は高畑皓一騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に終わった。

11月8日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた17戦目は、木村暁騎手を鞍上に迎えて、一般C1（盛岡ダート1000m 曇/重）に出走。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず6着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた18戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、いろはす賞（盛岡ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

12月7日、中1週で迎えた19戦目は、一般C1八（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい7着に終わった。