マイランコントル（2017年生、母レディマハロ）

マイランコントル（2017年5月7日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のトゥザグローリー（当時10歳）と交配したレディマハロが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は成隆牧場。2020年のウイナーカップ(地方重賞)に勝利した他、2020年のウイナーカップ(M3)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

2歳のとき、プログレスファームから「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、岩手県馬主会によって648万円で落札された。

千葉幸喜厩舎（水沢）へ入厩。

3歳（2020年）

3月30日、デビュー戦は村上忍騎手を鞍上に据えて、3歳C2（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。馬体重は484kg。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のモズタンポポに約11馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。

4月21日、中2週で迎えた2戦目は、3歳B2一（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のルーティンベルに約11馬身の大差をつけて断然人気に応えた。

5月17日、中3週で迎えた3戦目は、3歳戦のORO開幕特別（盛岡ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のリュウノチョッパーに2馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

6月7日、中2週で迎えた4戦目は、坂口裕一騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の東北優駿（岩手ダービー）（盛岡ダート2000m 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では脚が上がってしまい9着に敗れた。

6月28日、中2週で迎えた5戦目は、3歳地方重賞のウイナーカップ（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で坂口裕一騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のダルマワンサに2馬身半の差をつけて4勝目を手中に収めた。