テレスコピック（1997年生、母マエシンラック）

Telescopic

1997.03.12

テレスコピック（1997年3月12日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラバクシンオー（当時8歳）と交配したマエシンラックが14歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は土居牧場。戦績は、中央平地12戦0勝、地方2戦0勝。

経歴

デビュー前

南田美知雄厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1999年）

11月7日、デビュー戦は坂井千明騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（福島芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は440kg。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井千明騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。

12月12日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で坂井千明騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。

3歳（2000年）

1月15日、中4週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中山ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で坂井千明騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず5着に終わった。

1月30日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で坂井千明騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

2月12日、中1週で迎えた6戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい13着に終わった。

2月26日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。

3月4日、連闘で迎えた8戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は坂井千明騎手（5戦0勝）。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では余力が残っておらず14着に終わった。

3月28日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦のマルチベスト特別（浦和ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井千明騎手（6戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

4月18日、中2週で迎えた10戦目は、安田富男騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のマルチスウェット特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では最後まで息が続かず8着に敗れた。

5月13日、中3週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は坂井千明騎手（7戦0勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、リードを2馬身以上保って、平均的なペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に終わった。

6月3日、中2週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井千明騎手（8戦0勝）。14頭立ての10番人気で大外14番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい14着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた13戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井千明騎手（9戦0勝）。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい14着に終わった。

10月15日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた14戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂井千明騎手（10戦0勝）。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では伸びが劣勢になり15着に終わった。