モペットクイン（1996年生、母モペツトランナー）

モペットクイン（1996年3月7日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のフアストセンプウ（当時18歳）と交配したモペツトランナーが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は渋谷一郎。戦績は、地方15戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は1999年のアラ系4歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、渋谷一郎から「北海道9月市場アングロアラブ2歳」に上場され、主取によって円で落札された。同年、渋谷一郎から「北海道10月市場アングロアラブ2歳」に上場され、主取によって円で落札された。

北川数男厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1998年）

9月29日、デビュー戦は斉藤正弘騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（門別ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は444kg。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月13日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、アラ系3歳（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤正弘騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったマダムラフィーネから1馬身半差の2着となった。

3歳（1999年）

4月10日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から6kg戻して迎えた3戦目は、西村栄喜騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（荒尾ダート1300m 曇/不良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のハシマサクインをアタマ差制して初勝利を挙げた。

5月2日、中2週で迎えた4戦目は、アラ系4歳（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西村栄喜騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月22日、中2週で迎えた5戦目は、アラ系4歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西村栄喜騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のセイコードラゴンに1馬身の差をつけて制した。

6月6日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系4歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で西村栄喜騎手（3戦2勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月26日、中2週で迎えた7戦目は、中島裕明騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月25日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた8戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のクインホーマに5馬身の差をつけて3勝目を挙げた。

8月15日、中2週で迎えた9戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るスカーレットスターを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて4勝目を挙げた。

8月29日、中1週で迎えた10戦目は、下條知之騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

9月11日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1750m 曇/重）に出走。鞍上は真島正徳騎手（2戦2勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

10月11日、中3週で迎えた12戦目は、アラ系4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は下條知之騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したジャストワンルックを捕まえ切れず、5馬身差の2着となった。

10月31日、中2週で迎えた13戦目は、アラ系4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は真島正徳騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた14戦目は、アラ系4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（4戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

12月26日、中5週で迎えた15戦目は、アラ系4歳以上C1 C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島正徳騎手（5戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。