ゴールドブレス（2021年生、母ブーケドロゼブルー）

ゴールドブレス（2021年3月23日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「父名の一部+息吹。黄金の血脈の覚醒を願って」。毛色は芦毛。種牡馬のゴールドシップ（当時12歳）と交配したブーケドロゼブルーが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は加野牧場。主な勝ち鞍は2024年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、加野牧場から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、YGGオーナーズクラブによって484万円で落札された。

西園翔太厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2024年）

1月21日、デビュー戦は藤岡康太騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/重）に出走。馬体重は432kg。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、抜け出したコスモヴィーコを差し切れず、2馬身差の2着となった。

2月11日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡康太騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のブラックルチルをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

4月20日、中9週で迎えた3戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスの新緑賞（東京芝2300m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり9着に敗れた。

5月11日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスのあずさ賞（京都芝2000m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

6月8日、中3週で迎えた5戦目は、3歳以上1勝クラスの一乗寺特別（京都芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で団野大成騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

10月5日、約4か月の休み明けで迎えた6戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの松浜特別（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚がパッとせず13着に敗れた。

10月27日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で荻野極騎手（1戦0勝）。18頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

11月16日、中2週で迎えた8戦目は、高杉吏麒騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（福島芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず11着に敗れた。

4歳（2025年）

2月2日、約2か月半の間隔を開けて迎えた9戦目は、4歳以上1勝クラスの戸畑特別（小倉芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は荻野極騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では脚を伸ばせず11着に敗れた。

2月22日、中2週で迎えた10戦目は、西塚洸二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（小倉芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

5月8日、由良川特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で西塚洸二騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる形となり、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた12戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラスの二王子特別（新潟芝1800m 外回り曇/稍重）に出走。15頭立ての6番人気で大外15番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入った。

6月22日、中3週で迎えた13戦目は、3歳以上1勝クラス（函館芝1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で国分恭介騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はガス欠状態になり10着に終わった。

8月31日、中9週で迎えた14戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（札幌芝1800m 曇/稍重）に出走。13頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

9月20日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は国分恭介騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では迫力十分の伸びを見せたが、伸びてきたアンジョルラス決め手に屈して半馬身差の2着となった。

10月19日、中3週で迎えた16戦目は、3歳以上1勝クラスの3歳以上1勝クラス（新潟芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で国分恭介騎手（3戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後はグレゴリオと並んで2着同着となった。