イナズマルビー（2006年生、母イナズマセレーネ）

イナズマルビー（2006年3月20日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋宝石名」。毛色は栗毛。種牡馬のスターリングローズ（当時9歳）と交配したイナズマセレーネが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）小泉牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方6戦0勝。

経歴

デビュー前

高木登厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2009年）

2月14日、デビュー戦は草野太郎騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1300m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は398kg。15頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

2月28日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、田中克典騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では見所を作れず13着に終わった。

6月21日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から20kg戻して迎えた3戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 雨/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

7月11日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1150m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隼人騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

8月16日、中4週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で吉田隼人騎手（2戦0勝）。17頭立ての11番人気で大外17番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

9月5日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田隼人騎手（3戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて16番ゲートからスタート。12着に敗れた。

10月15日、中5週で迎えた7戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

10月27日、中1週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた8戦目は、3歳（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく14着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で水野貴史騎手（2戦0勝）。13頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

11月25日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1300m 晴/重）に出走。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では天授のガッツでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

12月16日、中2週で迎えた11戦目は、3歳（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は水野貴史騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。逃げを打ち、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

4歳（2010年）

1月4日、中2週で迎えた12戦目は、4歳（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（4戦0勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はガス欠状態になり10着に終わった。