ドキドキマドンナ（2011年生、母プリティメーカー）

ドキドキマドンナ（2011年3月12日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「度胸より＋度胸より＋マドンナ」。毛色は芦毛。種牡馬のクロフネ（当時13歳）と交配したプリティメーカーが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は聖心台牧場（有）。戦績は、中央平地4戦0勝、地方11戦5勝2着1回。主な勝ち鞍は2015年のへび座特別(一般C2三)。

経歴

デビュー前

柴田光陽厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2014年）

2月22日、デビュー戦は太宰啓介騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

3月22日、中3週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手（1戦0勝）。15頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に敗れた。

5月4日、中5週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で太宰啓介騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

5月25日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で太宰啓介騎手（3戦0勝）。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

4歳（2015年）

1月20日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた5戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、一般C3十十一（大井ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

2月3日、中1週で迎えた6戦目は、一般C3十十一十二（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ確実に前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のハギオスアレイオンをハナ差振り切って初白星を挙げた。

2月27日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、一般C3一二三（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

3月20日、中2週で迎えた8戦目は、一般C2十五十六（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（3戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたスタルヒン決め手に屈してハナ差の2着に惜敗した。

4月10日、中2週で迎えた9戦目は、一般C2十五十六十七（大井ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（4戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2十三十四（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で的場文男騎手（5戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のニュースメーカーに2馬身半の差をつけて2勝目を獲得した。

5月18日、中3週で迎えた11戦目は、一般C2六七（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で的場文男騎手（6戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして、最後は2着のフクノサンデーを3/4馬身振り切って単勝一倍台の評価に応えた。

6月4日、中1週で迎えた12戦目は、へび座特別（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で的場文男騎手（7戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のロックエースに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

6月25日、中2週で迎えた13戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五（大井ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が衰えて13着に敗れた。

7月28日、中4週で迎えた14戦目は、一般C1六七（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（8戦4勝）。13頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のリコーハラマを半馬身振り切って5勝目をつかんだ。

8月24日、中3週で迎えた15戦目は、初嵐特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（9戦5勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。