ナンゴクノスカレー（1984年生、母ビユーテイセーラー）

ナンゴクノスカレー（1984年4月29日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のスカレー（当時15歳）と交配したビユーテイセーラーが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は横井忠幸。戦績は、地方25戦7勝2着8回。主な勝ち鞍は1987年のアラ系4歳。

経歴

デビュー前

副島義弘厩舎（荒尾）へ入厩。

2歳（1986年）

6月16日、デビュー戦は矢ケ部徹騎手を鞍上に据えて、3歳（荒尾ダート950m 雨/不良）に出走。馬体重は392kg。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のカシノサンをアタマ差制して初白星を挙げた。

6月29日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（荒尾ダート950m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で矢ケ部徹騎手（1戦1勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったカシノサンから1馬身半差の2着となった。

8月31日、中8週で迎えた3戦目は、2歳戦の肥後椿賞（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢ケ部徹騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったフクヨシユーから1馬身差の2着に敗北した。

9月14日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦の肥後椿賞（荒尾ダート950m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で矢ケ部徹騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったゴウカイトツプからクビ差の2着に惜敗した。

11月17日、中8週で迎えた5戦目は、2歳戦の肥後椿賞（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で矢ケ部徹騎手（4戦1勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月8日、中2週で迎えた6戦目は、頼本盛行騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったハマシヨウブからアタマ差の2着に甘んじた。

3歳（1987年）

1月5日、中3週で迎えた7戦目は、アラ系4歳（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で頼本盛行騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のフジノベルに4馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

1月11日、連闘で迎えた8戦目は、3歳戦の楠賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で頼本盛行騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒロモリオーから半馬身差の2着に敗北した。

2月9日、中3週で迎えた9戦目は、福島幸広騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のピーイチツバサに1馬身半の差をつけて3勝目を手に入れた。

3月1日、中2週で迎えた10戦目は、アラ系4歳（荒尾ダート1500m 曇/良）に牝馬ながら56kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で福島幸広騎手（1戦1勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

3月23日、中2週で迎えた11戦目は、和田正美騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったスペースミヨコから3馬身差の2着に敗北した。

4月12日、中2週で迎えた12戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は福島幸広騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったエスケイパレスから1馬身半差の2着となった。

5月5日、中2週で迎えた13戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は和田正美騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のオリエントタカシに4馬身の差をつけて4勝目を手にした。

5月19日、中1週で迎えた14戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田正美騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月28日、中5週で迎えた15戦目は、アラ系4歳（荒尾ダート1900m 曇/良）に牝馬ながら56kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で和田正美騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のフクヨシユーに1馬身の差をつけて5勝目を手に入れた。

10月19日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた16戦目は、梨花賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で和田正美騎手（4戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のフジノフオーマに5馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

11月9日、中2週で迎えた17戦目は、梨花賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は福島幸広騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のヨシノシヤトーに3馬身の差をつけて勝利をモノにする

11月23日、中1週で迎えた18戦目は、トパーズ特別（荒尾ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は和田正美騎手（5戦3勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4歳（1988年）

2月22日、約3か月の休み明けで迎えた19戦目は、不知火賞（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田正美騎手（6戦3勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3月20日、中3週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた20戦目は、橋本幸次郎騎手を鞍上に迎えて、リーディングジョッキー特別（荒尾ダート1900m 曇/重）に出走。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。3着を確保した。

4月11日、中2週で迎えた21戦目は、不知火賞（荒尾ダート1640m 晴/良）に出走。鞍上は福島幸広騎手（4戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7月3日、約3か月の間隔を開けて迎えた22戦目は、奥村猛騎手を鞍上に迎えて、いぼがわサルビア特別（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月17日、中1週で迎えた23戦目は、あさがお特別（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で奥村猛騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。12着に終わった。

8月2日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた24戦目は、淡路ビーフ特別（園田ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で奥村猛騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。4着を確保した。

8月15日、中1週で迎えた25戦目は、アラ系4歳以上D4（園田ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で奥村猛騎手（3戦0勝）。5頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったトチノルマンから3馬身差の2着に敗れた。