オッツィオ（2007年生、母イイデトゥインクル）

Ozio

2007.03.20

オッツィオ（2007年3月20日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のマヤノトップガン（当時15歳）と交配したイイデトゥインクルが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）加野牧場。戦績は、地方13戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2009年の2歳。

経歴

デビュー前

佐々木仁厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2009年）

11月13日、デビュー戦は繁田健一騎手を鞍上に据えて、2歳（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。馬体重は475kg。5頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、ミドルペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚が止まってしまい5着に敗れた。

12月17日、中4週で迎えた2戦目は、2歳（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて抜け出し、最後は2着のキタサンペンタゴンに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2010年）

5月25日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から15kg減らして迎えた3戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

6月16日、中2週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた4戦目は、3歳戦のジューンフラワー賞（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

7月5日、中2週で迎えた5戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では物凄い伸び脚で驀進したが、伸びてきたスマートフォンテン決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

8月23日、中6週で迎えた6戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

9月6日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

9月28日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のサクラセイバーに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

11月22日、中7週で迎えた9戦目は、一般C2五六（浦和ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で今野忠成騎手（3戦1勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に敗れた。

12月13日、中2週で迎えた10戦目は、一般C2三四五（川崎ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で今野忠成騎手（4戦1勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。端に立ち、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。

4歳（2011年）

1月2日、中2週で迎えた11戦目は、一般C2七八（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で今野忠成騎手（5戦1勝）。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず14着に敗れた。

1月26日、中2週で迎えた12戦目は、金子正彦騎手を鞍上に迎えて、一般C2七八九（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。

2月23日、中3週で迎えた13戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、一般C2七八（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き5着に終わった。