ダイシンフォルテ（2014年生、母ハッピーマキシマム）

ダイシンフォルテ（2014年3月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋力強い（伊）」。毛色は栗毛。種牡馬のキングズベスト（当時17歳）と交配したハッピーマキシマムが18歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は守矢牧場。主な勝ち鞍は2018年の4歳以上C1。

経歴

デビュー前

庄野靖志厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2016年）

12月23日、デビュー戦は加藤祥太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。馬体重は546kg。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。端を取り切り、ミドルペースでレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が衰えて10着に終わった。

3歳（2017年）

2月26日、中8週で迎えた2戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見所を作れず12着に敗れた。

7月1日、約4か月の休み明けで迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は加藤祥太騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい10着に終わった。

8月6日、中4週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で加藤祥太騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいいところがなく9着に終わった。

9月3日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で加藤祥太騎手（3戦0勝）。18頭立ての8番人気で17番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後は一杯になって15着に敗れた。

12月20日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた6戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、ノースポール賞（園田ダート1230m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

4歳（2018年）

1月2日、中1週で迎えた7戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のバトルピッピをアタマ差振り切って初勝利を挙げた。

2月9日、中4週で迎えた8戦目は、4歳以上C1（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（1戦1勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて前にいた7頭を差し切り、最後は2着のスリーソードシチーに1馬身3/4の差をつけて先頭ゴールを果たした。

2月21日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上C1（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大山真吾騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、勝ったレジスタンスに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

3月14日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上C1（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大山真吾騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を発揮したが、3着に終わった。

3月27日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上C1（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大山真吾騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るハマオリを豪快な末脚で半馬身差し切って単勝一倍台の評価に応えた。

5月27日、中8週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた12戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は加藤祥太騎手（4戦0勝）。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

12月2日、約6か月半の休養明けで迎えた13戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤祥太騎手（5戦0勝）。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は脚色が悪くなり15着に終わった。

5歳（2019年）

3月3日、約3か月の休養明けで迎えた14戦目は、川又賢治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝1200m 小雨/重）に出走。18頭立ての18番人気で6番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい15着に終わった。

3月9日、連闘で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は加藤祥太騎手（6戦0勝）。14頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が悪くなり14着に終わった。

4月26日、中6週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた16戦目は、木之前葵騎手を鞍上に迎えて、ダイヤモンドブルー記念（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のガッツで最後まで踏ん張ったが、ヒルノコルドバに交わされて8馬身差の2着に敗北した。

5月10日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた17戦目は、水野翔騎手を鞍上に迎えて、一般C5（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、勝ったピースラヴィングに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

5月24日、中1週で迎えた18戦目は、一般C4（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野翔騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

6月7日、中1週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた19戦目は、一般C4（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は木之前葵騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

7月5日、中3週で馬体重を前走から18kg戻して迎えた20戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、一般C4（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

7月19日、中1週で迎えた21戦目は、島崎和也騎手を鞍上に迎えて、一般C5（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は力尽きて9着に終わった。

8月15日、中3週で迎えた22戦目は、英幸彩花マイホーム新築記念（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で島崎和也騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

9月22日、中4週で馬体重を前走から23kg減らして迎えた23戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-8（佐賀ダート1300m 雨/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場なく4着に敗れた。

10月6日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上C2-20（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

10月26日、中2週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた25戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、土佐の銘菓は青柳特別（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に敗れた。