ヴュルディヒ（2022年生、母ドゥーアール）

Wurdig

2022.02.26

ヴュルディヒ（2022年2月26日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のThunder Snow（当時8歳）と交配したドゥーアールが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はヴェルサイユファーム株式会社。主な勝ち鞍は2025年の築地川賞。

経歴

デビュー前

米田英世厩舎（大井）へ入厩。

3歳（2025年）

2月17日、デビュー戦は笹川翼騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は502kg。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、アドマイヤエアルに半馬身交わされて2着に敗北した。

3月11日、中2週で迎えた2戦目は、3歳戦の築地川賞（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦0勝）。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のセイルクレセントに3馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

3月27日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（2戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、抜け出したマイキーにハナ差届かず2着に甘んじた。

4月14日、中2週で迎えた4戦目は、3歳オープンのクラシックチャレンジ（大井ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で笹川翼騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

7月4日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で笹川翼騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では豪脚を炸裂させて前にいた7頭を差し切り、最後は2着のインティコンに1馬身半の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

7月18日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦の明星賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で笹川翼騎手（5戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に敗れた。

8月13日、中3週で迎えた7戦目は、ヒカルタカイ賞（大井ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で笹川翼騎手（6戦2勝）。15頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚がパッとせず13着に敗れた。

11月12日、約3か月の休み明けで迎えた8戦目は、藤田凌騎手を鞍上に迎えて、フィフス・アベニュー賞（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったレゲエビーチに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

12月4日、中2週で迎えた9戦目は、小野楓馬騎手を鞍上に迎えて、プース・カフェ賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。13頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず8着に敗れた。