アスカノツバサ（2019年生、母アンスーリール）

Asukano Tsubasa

2019.03.22

アスカノツバサ（2019年3月22日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+翼」。毛色は鹿毛。種牡馬のラブリーデイ（当時9歳）と交配したアンスーリールが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡むかわ町、生産者は上水牧場。主な勝ち鞍は2022年の3歳以上C3二。

経歴

デビュー前

1歳のとき、上水牧場から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、豊田智郎によって792万円で落札された。

川村禎彦厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2021年）

9月26日、デビュー戦は松山弘平騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京ダート1200m 雨/不良）に出走。馬体重は488kg。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

10月16日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

12月12日、中7週で迎えた3戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はバタバタになってしまい12着に終わった。

3歳（2022年）

1月29日、中6週で迎えた4戦目は、富田暁騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず9着に終わった。

2月5日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた5戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1600m 晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に敗れた。

2月20日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた6戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 曇/重）に出走。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では最後まで息が続かず11着に敗れた。

3月12日、中2週で迎えた7戦目は、3歳1勝クラス（阪神芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は幸英明騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

3月26日、中1週で迎えた8戦目は、服部寿希騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 雨/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

4月23日、中3週で迎えた9戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい10着に敗れた。

4月30日、連闘で迎えた10戦目は、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り 晴/稍重）に出走。鞍上は富田暁騎手（1戦0勝）。17頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手が足りず9着に終わった。

5月8日、連闘で迎えた11戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で富田暁騎手（2戦0勝）。15頭立ての11番人気で大外15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

6月30日、中7週で馬体重を前走から29kg増やして迎えた12戦目は、松木大地騎手を鞍上に迎えて、3歳C1二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

7月15日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松木大地騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

8月12日、中3週で迎えた14戦目は、廣瀬航騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2三（園田ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。

9月1日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた15戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で廣瀬航騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

9月15日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松木大地騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場なく6着に敗れた。

9月30日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は廣瀬航騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、で集団を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では渾身の力で末脚を持続させて、最後は2着のティエドゥールをクビ差振り切って待望の初白星を挙げた。

10月27日、中3週で迎えた18戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で廣瀬航騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。

4歳（2023年）

1月4日、中9週で迎えた19戦目は、C2三4歳以上（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で廣瀬航騎手（4戦1勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

1月19日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C2三（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で廣瀬航騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

2月8日、中2週で迎えた21戦目は、小谷周平騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3二（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪快に末脚を伸ばして、最後は2着のピエナペリーをアタマ差振り切って2勝目を手中に収めた。

2月23日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C2二（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小谷周平騎手（1戦1勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

3月15日、中2週で迎えた23戦目は、4歳以上C2二（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小谷周平騎手（2戦1勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

4月4日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた24戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は廣瀬航騎手（6戦1勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

4月19日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で廣瀬航騎手（7戦1勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で廣瀬航騎手（8戦1勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

5月26日、中2週で迎えた27戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で廣瀬航騎手（9戦1勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はバテてしまい8着に終わった。

6月22日、中3週で迎えた28戦目は、4歳以上C2三（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で廣瀬航騎手（10戦1勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず4着に終わった。

7月21日、中3週で迎えた29戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で廣瀬航騎手（11戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

9月28日、中9週で馬体重を前走から22kg減らして迎えた30戦目は、松本幸祐騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3三（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のアンダーユアスペルに2馬身半の差をつけて3勝目を掴み取った。

10月18日、中2週で迎えた31戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は廣瀬航騎手（12戦1勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた32戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松木大地騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

デビュー前

1歳のとき、上水牧場から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、豊田智郎によって792万円で落札された。

尾林幸二厩舎（兵庫）へ入厩。

11月15日、デビュー戦は廣瀬航騎手を鞍上に据えて、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての1番ゲートからスタート。出走取消となった。

5歳（2024年）

4月17日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から25kg増やして迎えた33戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は松本幸祐騎手（1戦1勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。