レモンレモン（2008年生、母エイシンパンジー）

レモンレモン（2008年5月8日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「レモン」。毛色は鹿毛。種牡馬のバゴ（当時7歳）と交配したエイシンパンジーが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）マリオステーブル。戦績は、中央平地1戦0勝、地方16戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は2011年の3歳。

経歴

デビュー前

加藤敬二厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2011年）

2月20日、デビュー戦は佐藤哲三騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1600m 晴/稍重）に出走。馬体重は446kg。16頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず16着に終わった。

3月19日、中3週で迎えた2戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に終わった。

4月18日、中3週で迎えた3戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川慎将騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた4戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったマイネルホークアイに詰め切れず、8馬身差の2着となった。

5月22日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るオメガオンザロックを上がり1位の末脚でクビ差だけ差し切って初白星を挙げた。

5月28日、連闘で迎えた6戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で真島正徳騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったアイドントケアに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

6月19日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は石川慎将騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月26日、連闘で迎えた8戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石川慎将騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

7月18日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で石川慎将騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

7月23日、連闘で迎えた10戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石川慎将騎手（5戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に終わった。

9月19日、中7週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた11戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で石川慎将騎手（6戦0勝）。5頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったアクションキュールに詰め切れず、3馬身差の2着に敗れた。

10月9日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上C2 14（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で石川慎将騎手（7戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るエイシンヒットを異次元の末脚でクビ差だけ差し切って勝利を手中に収めた。

10月23日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上C2-9（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は真島正徳騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るマイネルタイムレスを強烈な末脚でアタマ差だけ差し切って3勝目を挙げた。

11月12日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は石川慎将騎手（8戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

12月4日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石川慎将騎手（9戦1勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

12月17日、中1週で迎えた16戦目は、ひいらぎ賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は真島正徳騎手（4戦2勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走したが、3着に終わった。

4歳（2012年）

1月4日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上C2-9（佐賀ダート1400m 雪/良）に出走。鞍上は石川慎将騎手（10戦1勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に敗れた。