ハセノビーバー（2021年生、母クリーンファンキー）

ハセノビーバー（2021年1月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「人名愛称+動物名」。毛色は鹿毛。種牡馬のキズナ（当時11歳）と交配したクリーンファンキーが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は下河辺牧場。主な勝ち鞍は2024年の盛岡市職員盛駿会会長杯(一般C2十二)。

経歴

デビュー前

安田隆行厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2024年）

3月2日、デビュー戦は池添謙一騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り曇/稍重）に出走。馬体重は464kg。18頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では全く伸びず14着に終わった。

4月27日、中7週で迎えた2戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1600m 曇/良）に出走。17頭立ての17番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では今一つ伸び切れず15着に終わった。

5月18日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり14着に終わった。

7月6日、中6週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた4戦目は、角田大和騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では今一つ伸び切れず15着に終わった。

10月20日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた5戦目は、塚本涼人騎手を鞍上に迎えて、盛岡市職員盛駿会会長杯（盛岡ダート1200m 晴/重）に出走。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るトモサカエを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

10月28日、連闘で馬体重を前走から11kg絞って迎えた6戦目は、一般C2五（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で塚本涼人騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

11月18日、中2週で迎えた7戦目は、一般C2六（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で塚本涼人騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のサトノダンディに2馬身の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。

12月4日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2一（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で塚本涼人騎手（3戦2勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。