カリスタユース（1983年生、母グリンフエニツクス）

Kalista Youth

1983.04.01

カリスタユース（1983年4月1日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のリアルム（当時16歳）と交配したグリンフエニツクスが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は青森県、生産者は（有）青南ムラカミファーム。戦績は、中央平地9戦2勝。主な勝ち鞍は1986年の4歳以上400万下。

経歴

デビュー前

矢野照正厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1986年）

1月26日、デビュー戦は4歳新馬（東京ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。鞍上は中島敏文騎手。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

7月27日、4歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は田村正光騎手。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

8月9日、4歳未勝利（新潟ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田村正光騎手。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のヨシダコムを3/4馬身振り切って1着ゴールを果たした。

9月13日、4歳以上400万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田村正光騎手。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

9月28日、4歳以上400万下（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は中野栄治騎手。13頭立ての7番人気で大外13番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に敗れた。

10月19日、4歳以上400万下（福島ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は成島正規騎手。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見所を作れず4着に敗れた。

11月9日、4歳以上400万下（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で成島正規騎手。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、後続との差を2馬身以上キープして、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鋭く末脚を伸ばして、最後は2着のヤマロッキーを半馬身振り切って勝利を手にした。

4歳（1987年）

3月1日、5歳以上900万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は中島敏文騎手。13頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが鈍く13着に終わった。

3月8日、5歳以上900万下（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で中島敏文騎手。16頭立ての15番人気で大外16番ゲートからスタート。主導権を奪い、若干緩いペースで一団を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では脚が上がってしまい16着に終わった。