クランベリーソーダ（2009年生、母ニシノカイシンゲキ）

クランベリーソーダ（2009年2月21日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のマイネルラヴ（当時14歳）と交配したニシノカイシンゲキが9歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（株）本桐牧場。戦績は、地方21戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2011年のルーキーステージ。

経歴

デビュー前

山田義人厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（2011年）

8月15日、デビュー戦は竹吉徹騎手を鞍上に据えて、2歳戦のルーキーステージ（佐賀ダート900m 曇/重）に出走。馬体重は448kg。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヨシノトップガンに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月18日、中4週で迎えた2戦目は、2歳戦のアルデバラン賞（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で竹吉徹騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず4着に敗れた。

10月2日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で竹吉徹騎手（2戦1勝）。6頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく6着に終わった。

10月30日、中3週で迎えた4戦目は、2歳戦のシリウス賞（佐賀ダート1750m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で竹吉徹騎手（3戦1勝）。7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く3着に終わった。

11月20日、中2週で迎えた5戦目は、2歳KJ1の九州ジュニアチャンピオン（佐賀ダート1750m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で竹吉徹騎手（4戦1勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

12月11日、中2週で迎えた6戦目は、2歳戦の長崎街道境原宿賞（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で竹吉徹騎手（5戦1勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に終わった。

3歳（2012年）

1月19日、中5週で迎えた7戦目は、吉井竜一騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く14着に終わった。

2月15日、中3週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉井竜一騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に終わった。

3月7日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉井竜一騎手（2戦0勝）。15頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って9着に終わった。

3月29日、中2週で迎えた10戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉井竜一騎手（3戦0勝）。13頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

4月19日、中2週で迎えた11戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉井竜一騎手（4戦0勝）。13頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（船橋ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で吉井竜一騎手（5戦0勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に終わった。

5月10日、連闘で迎えた13戦目は、3歳（大井ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で吉井竜一騎手（6戦0勝）。14頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

5月24日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で吉井竜一騎手（7戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ブルーベストに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

6月8日、中1週で迎えた15戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で吉井竜一騎手（8戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

6月28日、中2週で迎えた16戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で吉井竜一騎手（9戦0勝）。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

8月2日、中4週で迎えた17戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で吉井竜一騎手（10戦0勝）。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。端を奪う形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい10着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた18戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で吉井竜一騎手（11戦0勝）。13頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、平均ペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では天賦の勝負根性でゴールまで勇戦し、4着を確保した。

8月30日、中1週で迎えた19戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で吉井竜一騎手（12戦0勝）。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

9月20日、中2週で迎えた20戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 晴/重）に出走。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は垂れてしまい11着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた21戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は吉井竜一騎手（13戦0勝）。13頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。