シントーハナノボス（2021年生、母ルリオン）

Shinto Hanano Boss

2021.03.08

シントーハナノボス（2021年3月8日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+花のボス」。毛色は栗毛。種牡馬のヘニーヒューズ（当時18歳）と交配したルリオンが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は静内山田牧場。主な勝ち鞍は2023年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

田島俊明厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

11月25日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は476kg。16頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったスタンリーテソーロに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

12月23日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るファンユーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

3歳（2024年）

1月20日、中3週で迎えた3戦目は、3歳1勝クラス（中山ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田豊騎手（2戦1勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

4月7日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

7月21日、約3か月半の休み明けで迎えた5戦目は、3歳以上1勝クラス（福島ダート1150m 晴/良）に出走。鞍上は吉田豊騎手（3戦1勝）。16頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。最後は力尽きて16着に敗れた。

9月15日、中7週で迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（4戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

11月3日、中6週で迎えた7戦目は、長浜鴻緒騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（福島ダート1700m 晴/重）に出走。15頭立ての7番人気で大外15番ゲートからスタート。端に立つ形となり、後続との差を2馬身以上保って、スローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入った。