キョウエイニンファ（2009年生、母ハシルユタカヒメ）

キョウエイニンファ（2009年4月18日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋妖精（伊）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のダンスインザダーク（当時16歳）と交配したハシルユタカヒメが21歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）山春牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方8戦0勝。

経歴

デビュー前

伊藤大士厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2011年）

10月15日、デビュー戦は蛯名正義騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝2000m 曇/稍重）に出走。馬体重は466kg。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい6着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた2戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。17頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。最後は脚が止まってしまい17着に終わった。

3歳（2012年）

1月14日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では目立つような脚を使えず15着に終わった。

2月28日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、3歳戦のウインターフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で大外13番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ややスローペースでレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。最後は脚勢が衰えて13着に終わった。

5月12日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず14着に終わった。

6月9日、中3週で迎えた6戦目は、野田誠騎手を鞍上に迎えて、3歳（福山ダート1250m 曇/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月24日、中1週で迎えた7戦目は、嬉勝則騎手を鞍上に迎えて、3歳（福山ダート1250m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月30日、連闘で迎えた8戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、3歳（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月7日、連闘で迎えた9戦目は、3歳（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で内田利雄騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田利雄騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月28日、連闘で迎えた11戦目は、遠藤健太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の「オープニングとく戦」（福山ダート1250m 曇/良）に出走。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月4日、連闘で迎えた12戦目は、3歳（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で遠藤健太騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。