ドラゴンウォー（2010年生、母アロングザシー）

ドラゴンウォー（2010年2月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のウォーエンブレム（当時11歳）と交配したアロングザシーが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地16戦1勝、地方9戦0勝。主な勝ち鞍は2013年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

2歳のとき、社台ファームから「千葉サラブレッド・セールサラブレッド2歳」に上場され、窪田康志によって1,575万円で落札された。

戸田博文厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2012年）

7月28日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は486kg。17頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず8着に敗れた。

8月11日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では切れ味のいい末脚を披露したが、4着に終わった。

9月9日、中3週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田善臣騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

9月30日、中2週で迎えた4戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、4着に終わった。

10月20日、中2週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘したが、5着に終わった。

11月11日、中2週で迎えた6戦目は、2歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で福永祐一騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

3歳（2013年）

3月17日、約4か月の休み明けで迎えた7戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に敗れた。

3月31日、中1週で迎えた8戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2200m 外回り曇/良）に出走。15頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

5月5日、中4週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は福永祐一騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

5月12日、連闘で迎えた10戦目は、3歳未勝利（東京芝2400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（4戦0勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

6月1日、中2週で迎えた11戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝2400m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させて前にいた7頭を差し切り、最後は2着のユニフィケーションに1馬身3/4の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

7月28日、中7週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。鞍上は福永祐一騎手（5戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に敗れた。

8月18日、中2週で迎えた13戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝2400m 晴/良）に出走。18頭立ての5番人気で17番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では伸びを欠き11着に敗れた。

4歳（2014年）

3月9日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた14戦目は、4歳以上500万下（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は三浦皇成騎手（1戦1勝）。15頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

4月6日、中3週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた15戦目は、4歳以上500万下（中山芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で三浦皇成騎手（2戦1勝）。14頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず13着に終わった。

5月11日、中4週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は福永祐一騎手（6戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後はガス欠状態になり9着に終わった。

6月8日、中3週で迎えた17戦目は、別府真衣騎手を鞍上に迎えて、海上王岩崎弥太郎特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず11着に敗れた。

6月17日、連闘で迎えた18戦目は、e-SHINBUN特別（高知ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で別府真衣騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

7月20日、中4週で迎えた19戦目は、満天の星特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で別府真衣騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

7月26日、連闘で迎えた20戦目は、上田将司騎手を鞍上に迎えて、孫一記念特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

8月24日、中3週で迎えた21戦目は、足摺ジョン万次郎特別（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で上田将司騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

8月30日、連闘で迎えた22戦目は、柏島スキューバダイビング特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で上田将司騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に終わった。

9月7日、連闘で迎えた23戦目は、土佐市宇佐港まつり特別（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で上田将司騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

9月14日、連闘で迎えた24戦目は、嬉勝則騎手を鞍上に迎えて、四万十黒毛和牛特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

9月21日、連闘で迎えた25戦目は、ファイナルレース（高知ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で嬉勝則騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。