スーパーサブ（2000年生、母ヒノクニレディ）

スーパーサブ（2000年3月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「サッカー用語で切り札のこと」。毛色は鹿毛。種牡馬のファイヴナカヤマ（当時9歳）と交配したヒノクニレディが19歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は鹿児島県、生産者は（有）吉田牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、地方27戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2003年の郡上高原賞。

経歴

デビュー前

北橋修二厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2002年）

7月13日、デビュー戦は福永祐一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は436kg。17頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

7月27日、中1週で迎えた2戦目は、2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

8月10日、中1週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた3戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で福永祐一騎手（2戦0勝）。13頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に敗れた。

8月24日、中1週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた4戦目は、2歳オープンのひまわり賞（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で福永祐一騎手（3戦0勝）。17頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず8着に敗れた。

3歳（2003年）

6月29日、約10か月半の休み明けで馬体重を前走からさらに20kg増やして迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は5戦連続で福永祐一騎手（4戦0勝）。16頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。

7月6日、連闘で迎えた6戦目は、高野容輔騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で大外16番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に終わった。

7月26日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で高野容輔騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に終わった。

8月9日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 雨/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で高野容輔騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

8月19日、中0週で迎えた9戦目は、3歳戦のシーサイドカップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は福永祐一騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったゴールゲッターから半馬身差の2着となった。

9月3日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の郡上高原賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（6戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら先頭で通過。直線に入ると、前で粘るアイリスフラッパーを上がり2位の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月6日、中4週で迎えた11戦目は、関本浩司騎手を鞍上に迎えて、3歳C1（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったジェーピーバトルから半馬身差の2着に敗北した。

10月18日、中1週で迎えた12戦目は、3歳C1（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本浩司騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた13戦目は、3歳C1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で関本浩司騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月16日、中1週で迎えた14戦目は、菅原雅文騎手を鞍上に迎えて、3歳C1（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月30日、中1週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた15戦目は、3歳C1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原雅文騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月13日、中1週で迎えた16戦目は、3歳C1（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は関本浩司騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。11着に敗れた。

12月27日、中1週で迎えた17戦目は、3歳C1（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は菅原雅文騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。4着を確保した。

4歳（2004年）

1月3日、連闘で迎えた18戦目は、4歳C1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は関本浩司騎手（4戦0勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。12着に終わった。

4月4日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた19戦目は、西康志騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月18日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西康志騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月2日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西康志騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月8日、連闘で迎えた22戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で西康志騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月22日、中1週で迎えた23戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、一般C2（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は関本浩司騎手（5戦0勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本浩司騎手（6戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

7月3日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で関本浩司騎手（7戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた27戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、一般C2（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月1日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のサイコマルビーに1馬身1/4の差をつけて2勝目を手に入れた。

8月13日、中1週で迎えた29戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原勲騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月22日、連闘で迎えた30戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のスカイゴーランに3/4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

9月12日、中2週で迎えた31戦目は、一般C1（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月10日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた32戦目は、井上悦児騎手を鞍上に迎えて、M&Kジョッキーズカップ（第2戦）（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。3着に入った。

10月25日、中1週で迎えた33戦目は、一般B3 C1（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。9着に敗れた。

11月8日、中1週で迎えた34戦目は、一般C1（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（3戦1勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。10着に敗れた。

11月23日、中1週で迎えた35戦目は、一般C1（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（4戦1勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。