シザラダンサー（1997年生、母ディンプル）

シザラダンサー（1997年3月18日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のバンブーアトラス（当時18歳）と交配したディンプルが14歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）林農場。戦績は、地方48戦5勝2着3回。2000年の馬王賞に勝利した他、2000年のプリンセスカップ(牝地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

野村正直厩舎（高崎）へ入厩。

2歳（1999年）

6月27日、デビュー戦は丸山侯彦騎手を鞍上に据えて、3歳（高崎ダート900m 雨/不良）に出走。馬体重は434kg。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったデュエルハピネスから5馬身差の2着に敗北した。

8月8日、中5週で迎えた2戦目は、3歳（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山侯彦騎手（1戦0勝）。6頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月4日、中3週で迎えた3戦目は、3歳（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸山侯彦騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月24日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（高崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で丸山侯彦騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月23日、中3週で迎えた5戦目は、3歳（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で丸山侯彦騎手（4戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月21日、中3週で迎えた6戦目は、3歳（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で丸山侯彦騎手（5戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。

12月14日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で丸山侯彦騎手（6戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3歳（2000年）

1月2日、中2週で迎えた8戦目は、4歳（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で丸山侯彦騎手（7戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月15日、中1週で迎えた9戦目は、4歳（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で丸山侯彦騎手（8戦0勝）。6頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月21日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、米田弘一騎手を鞍上に迎えて、4歳（高崎ダート1500m 雨/不良）に出走。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月6日、中1週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた11戦目は、4歳（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は丸山侯彦騎手（9戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。

5月19日、中1週で迎えた12戦目は、4歳（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丸山侯彦騎手（10戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月1日、中1週で迎えた13戦目は、金井正幸騎手を鞍上に迎えて、4歳（高崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月16日、中1週で迎えた14戦目は、4歳（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で金井正幸騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったアナザーガールからクビ差の2着に甘んじた。

6月30日、中1週で迎えた15戦目は、4歳（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で金井正幸騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のキリカツヒメに3/4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

7月22日、中2週で迎えた16戦目は、4歳（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は丸山侯彦騎手（11戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のアナザーガールに半馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

8月13日、中2週で迎えた17戦目は、4歳（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丸山侯彦騎手（12戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のエンデュミオンに1馬身半の差をつけて制した。

8月27日、中1週で迎えた18戦目は、4歳（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸山侯彦騎手（13戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のフジノシナリオに6馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

9月10日、中1週で迎えた19戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のプリンセスカップ（高崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で丸山侯彦騎手（14戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月13日、中4週で迎えた20戦目は、久保田政弘騎手を鞍上に迎えて、けやき特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。3着に入った。

11月2日、中2週で迎えた21戦目は、3歳オープンの馬王賞（高崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は丸山侯彦騎手（15戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のナムラセクレトに2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

11月19日、中1週で迎えた22戦目は、碓氷峠特別（高崎ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丸山侯彦騎手（16戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4歳（2001年）

1月15日、中7週で迎えた23戦目は、鈴木啓之騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて11着に敗れた。

1月31日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2四五（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木啓之騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。

2月26日、中3週で迎えた25戦目は、一般C2三（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木啓之騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

3月25日、中3週で迎えた26戦目は、杉並区特別（大井ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木啓之騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

4月13日、中2週で迎えた27戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、うしかい座特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて14着に敗れた。

5月6日、中2週で迎えた28戦目は、こぐま座特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は鈴木啓之騎手（4戦0勝）。13頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では息の長い末脚を披露し、3着に入った。

5月18日、中1週で迎えた29戦目は、一般C1八九（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木啓之騎手（5戦0勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで敢闘したが、伸びてきたカミナリダンサー決め手に屈して半馬身差の2着となった。

6月4日、中1週で迎えた30戦目は、一般C1七八（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木啓之騎手（6戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、3着に入った。

6月23日、中2週で迎えた31戦目は、一般C1四五（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木啓之騎手（7戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。

7月21日、中3週で迎えた32戦目は、一般C1六七（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で鈴木啓之騎手（8戦0勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい10着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた33戦目は、一般C1六七（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で鈴木啓之騎手（9戦0勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

8月25日、中2週で迎えた34戦目は、一般C1五六（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で鈴木啓之騎手（10戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場なく6着に敗れた。

9月9日、中1週で迎えた35戦目は、一般C1六七（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で鈴木啓之騎手（11戦0勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

10月30日、中6週で迎えた36戦目は、一般C1八九十（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は森下博騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に終わった。

12月11日、中5週で迎えた37戦目は、一般C1七（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

12月26日、中1週で迎えた38戦目は、一般C1八（大井ダート1190m 晴/良）に出走。鞍上は鈴木啓之騎手（12戦0勝）。13頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

5歳（2002年）

2月11日、中6週で迎えた39戦目は、早田秀治騎手を鞍上に迎えて、一般C2三四（大井ダート1390m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

5月29日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた40戦目は、一般C2三（大井ダート1590m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で早田秀治騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は減速してしまい13着に終わった。

6月16日、中2週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた41戦目は、一般C2三（大井ダート1590m 内回り曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で早田秀治騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に終わった。

7月6日、中2週で迎えた42戦目は、一般C2六（大井ダート1490m 内回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で早田秀治騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には食い込めず10着に終わった。

7月23日、中1週で迎えた43戦目は、一般C2八九（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で早田秀治騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に終わった。

8月20日、中3週で迎えた44戦目は、一般C2五六（大井ダート1390m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で早田秀治騎手（5戦0勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

9月15日、中3週で迎えた45戦目は、一般C2四（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で早田秀治騎手（6戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

9月25日、中0週で迎えた46戦目は、一般C2四五（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で早田秀治騎手（7戦0勝）。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では全く伸びず14着に終わった。

10月18日、中2週で迎えた47戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六（大井ダート1390m 曇/不良）に出走。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。最後はガス欠状態になり12着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた48戦目は、一般C2五六（大井ダート1490m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。