クロガネジョー（1998年生、母アトムジョウ）

クロガネジョー（1998年4月23日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のクリスタルグリツターズ（当時18歳）と交配したアトムジョウが15歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）セントラル・スタッド。戦績は、中央平地18戦1勝、中央障害1戦0勝、地方2戦2勝。主な勝ち鞍は2002年の3歳以上500万下。

経歴

デビュー前

小西一男厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2000年）

7月16日、デビュー戦は岡部幸雄騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（函館芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は502kg。13頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。

7月29日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では脚が残っておらず11着に終わった。

3歳（2001年）

6月16日、約10か月半の休み明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた3戦目は、荻野要騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた4戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/不良）に出走。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず4着に終わった。

7月22日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘したが、4着に終わった。

8月1日、中0週で迎えた6戦目は、3歳戦のデネブ特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田伸二騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のハタノアドシッドに7馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4歳（2002年）

7月14日、約11か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた7戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館ダート1700m 雨/不良）に出走。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下（函館ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林徹弥騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

8月18日、中2週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた9戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林徹弥騎手（2戦0勝）。13頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

10月6日、中6週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた10戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は藤田伸二騎手（3戦1勝）。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はバテてしまい13着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた11戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート2400m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

11月3日、中1週で迎えた12戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。13頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

11月16日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田辺裕信騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、猛烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のナスケンエアストに1馬身半の差をつけて制した。

12月7日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で田辺裕信騎手（2戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

12月22日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で田辺裕信騎手（3戦1勝）。16頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。

5歳（2003年）

6月12日、約5か月半の休み明けで迎えた16戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、ジューンスター賞（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。先手を取り、かなり緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のフリートブリザードに2馬身の差をつけて久方ぶりの実戦をモノにした。

6歳（2004年）

1月5日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた17戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず16着に終わった。

1月18日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上1000万下の周防灘特別（小倉芝2000m 小雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は田辺裕信騎手（4戦1勝）。18頭立ての17番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線では決め手に欠いて16着に終わった。

1月31日、中1週で迎えた19戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（東京ダート2100m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり13着に終わった。

2月29日、中3週で迎えた20戦目は、横山義行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず16着に終わった。

4月18日、中6週で馬体重を前走から20kg減らして迎えた21戦目は、宗像徹騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。13着に終わった。