アルトキュムラス（2019年生、母シェリュスドパリ）

アルトキュムラス（2019年3月20日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「高積雲の学術名。母名より連想」。毛色は栗毛。種牡馬のダイワメジャー（当時18歳）と交配したシェリュスドパリが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。主な勝ち鞍は2022年の3歳。

経歴

デビュー前

当歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、TGレーシングによって1,836万円で落札された。

高橋義忠厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2021年）

8月21日、デビュー戦は藤岡康太騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（小倉芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は518kg。17頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず13着に敗れた。

9月4日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（小倉芝1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡康太騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず13着に終わった。

11月7日、中8週で迎えた3戦目は、小沢大仁騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では全く伸びず12着に終わった。

デビュー前

当歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、TGレーシングによって1,836万円で落札された。

細川忠義厩舎（高知）へ入厩。

1月10日、デビュー戦は大澤誠志郎騎手を鞍上に据えて、3歳（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。8頭立ての9番ゲートからスタート。競走除外となった。

デビュー前

当歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、TGレーシングによって1,836万円で落札された。

細川忠義厩舎（高知）へ入厩。

1月23日、デビュー戦は大澤誠志郎騎手を鞍上に据えて、3歳戦の佐々原藍子誕生日特別（高知ダート1400m 雨/重）に出走。6頭立ての6番ゲートからスタート。出走取消となった。

3歳（2022年）

1月30日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から39kg増やして迎えた4戦目は、大澤誠志郎騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 曇/重）に出走。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったハウドベルクに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

2月15日、中1週で迎えた5戦目は、倉兼育康騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 晴/重）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のユアマイホープに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

2月27日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は大澤誠志郎騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のユアマイホープに6馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

3月20日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のサノコアに2馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

4月16日、中3週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた8戦目は、3歳（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は大澤誠志郎騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で追い上げたが、勝ったポルタフォルトゥナに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

5月1日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた9戦目は、3歳（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で大澤誠志郎騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではものすごい伸び脚で猛進したが、グラナダローズにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

5月14日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（高知ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で大澤誠志郎騎手（4戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のジーガーデンに3馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

5月31日、中1週で迎えた11戦目は、岡遼太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の桂浜盃（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は失速してしまい9着に敗れた。

6月19日、中2週で迎えた12戦目は、一般C3 12（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡遼太郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場なく4着に敗れた。

7月2日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3 11（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岡遼太郎騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた14戦目は、一般C3 12（高知ダート800m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で岡遼太郎騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではものすごい伸び脚を見せたが、コパノデイトナに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

7月30日、中1週で迎えた15戦目は、一般C3-8（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は大澤誠志郎騎手（5戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

8月20日、中2週で迎えた16戦目は、第三回富寛誕生日特別（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は岡遼太郎騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のシェノンに6馬身の差をつけて5勝目を手中に収めた。

9月10日、中2週で迎えた17戦目は、3歳戦の栴檀特別（高知ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡遼太郎騎手（5戦1勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

10月2日、中2週で迎えた18戦目は、乙女の避難所特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で岡遼太郎騎手（6戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。競走中止となった。

10月16日、中1週で迎えた19戦目は、一般C3-5（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で岡遼太郎騎手（7戦1勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

10月29日、中1週で迎えた20戦目は、一般C3-4（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岡遼太郎騎手（8戦1勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいいところがなく11着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた21戦目は、一般C3-5（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で岡遼太郎騎手（9戦1勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

11月27日、中1週で迎えた22戦目は、西川ご夫妻に感謝特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で岡遼太郎騎手（10戦1勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

12月11日、中1週で迎えた23戦目は、一般C3-4（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（2戦2勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

12月29日、中2週で迎えた24戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は岡遼太郎騎手（11戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に敗れた。

4歳（2023年）

1月10日、中1週で迎えた25戦目は、上田直人初来場特別（高知ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡遼太郎騎手（12戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

1月24日、中1週で迎えた26戦目は、東川慎騎手を鞍上に迎えて、全日本新人王争覇戦第1戦（高知ダート1400m 雪/不良）に出走。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では最後まで息が続かず8着に敗れた。

1月31日、連闘で迎えた27戦目は、佐原秀泰騎手を鞍上に迎えて、一般C3-2（高知ダート1300m 晴/重）に出走。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい10着に終わった。

2月13日、中1週で迎えた28戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は岡遼太郎騎手（13戦1勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に敗れた。