タニノピカンテ（1998年生、母タニノデザート）

Tanino Piccante

1998.05.20

タニノピカンテ（1998年5月20日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のカーネギー（当時7歳）と交配したタニノデザートが17歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はカントリー牧場。戦績は、中央平地7戦0勝2着1回、中央障害3戦0勝。

経歴

デビュー前

角居勝彦厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2001年）

6月17日、デビュー戦は岩田康誠騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。18頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に終わった。

7月8日、中2週で迎えた2戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、若干遅いペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚が止まってしまい12着に敗れた。

9月2日、中7週で迎えた3戦目は、飯田祐史騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に敗れた。

9月29日、中3週で迎えた4戦目は、高橋亮騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。18頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味のタフネスで最後まで奮闘したが、勝ったマリンバにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

10月13日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高橋亮騎手（1戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が続かず、6着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上500万下（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋亮騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して5番手で通過。最後は脚勢が鈍り14着に敗れた。

4歳（2002年）

3月16日、約4か月半の休養明けで迎えた7戦目は、高橋康之騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。14頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月6日、中2週で迎えた8戦目は、白坂聡騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。競走中止となった。

4月28日、中2週で迎えた9戦目は、北沢伸也騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2950m 晴）に出走。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。5着に入り込んだ。

8月10日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた10戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌芝2600m 曇/良）に出走。13頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず13着に終わった。