セルリアンユウガ（2015年生、母ショコラン）

セルリアンユウガ（2015年3月23日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋上品で雅やかなこと」。毛色は鹿毛。種牡馬のジャングルポケット（当時17歳）と交配したショコランが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はムラカミファーム。主な勝ち鞍は2019年の一般C11。

経歴

デビュー前

谷潔厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2018年）

3月3日、デビュー戦は福永祐一騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。16頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい9着に敗れた。

4月8日、中4週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

8月25日、約4か月半の休養明けで迎えた3戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が鈍り14着に敗れた。

10月8日、中5週で迎えた4戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では脚が残っておらず14着に終わった。

4歳（2019年）

4月9日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から23kg増やして迎えた5戦目は、丸山真一騎手を鞍上に迎えて、俊修ビックカップ（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヒヤシンスに約13馬身の大差をつけて初白星を挙げた。

5月15日、中4週で迎えた6戦目は、山崎川特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丸山真一騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた7戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で丸山真一騎手（2戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のラヴィングフレームに5馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

6月12日、中1週で迎えた8戦目は、大高川特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で丸山真一騎手（3戦2勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

6月26日、中1週で迎えた9戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、一般C11（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るセイルフィッシュを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて圧倒的人気に応えた。

9月26日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から19kg減らして迎えた10戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、爽秋特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は減速してしまい5着に敗れた。

10月19日、中2週で迎えた11戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 曇/稍重）に出走。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上1勝クラス（福島ダート1150m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴山雄一騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではいい脚を見せられず14着に終わった。

5歳（2020年）

5月23日、約7か月の休養明けで迎えた13戦目は、西村太一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（新潟芝1000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。12着に終わった。