ヤギリパパラチア（1998年生、母ヨネマンナ）

ヤギリパパラチア（1998年6月18日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のヒズフアンシダンサ（当時18歳）と交配したヨネマンナが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）セントラル・スタッド。戦績は、中央平地7戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2001年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

西塚安夫厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2001年）

2月3日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1600m 晴/稍重）に出走。馬体重は478kg。15頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のエマネーションを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

3月3日、中3週で迎えた2戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の黄梅賞（中山芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線では伸びを欠き12着に敗れた。

7月7日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のアマリリス賞（福島芝2000m 晴/良）に出走。15頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後はバタバタになってしまい14着に敗れた。

9月9日、中8週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（中山芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（1戦1勝）。16頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

9月30日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（2戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、勝ったタイキトゥインクルに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

10月20日、中2週で迎えた6戦目は、3歳以上500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田善臣騎手（3戦1勝）。17頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

12月2日、中5週で迎えた7戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず11着に敗れた。