トウカイシャネル（1993年生、母アルパインスウイフト）

Tokai Chanel

1993.04.24

トウカイシャネル（1993年4月24日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のリアルシヤダイ（当時14歳）と交配したアルパインスウイフトが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）酒井牧場。戦績は、中央平地4戦1勝2着1回。1995年の小倉3歳ステークス(G3)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

松元省一厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1995年）

8月13日、デビュー戦は田原成貴騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（小倉芝1200m 曇/重）に出走。馬体重は428kg。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では自慢の末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のレインボードリームに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月3日、中2週で迎えた2戦目は、2歳G3の小倉3歳ステークス（小倉芝1200m 雨/不良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で田原成貴騎手（1戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛進したが、勝ったエイシンイットオーにねじ伏せられてクビ差の2着に甘んじた。

3歳（1996年）

1月14日、約4か月半の休養明けで迎えた3戦目は、3歳G3のシンザン記念（京都芝1600m 外回り 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で田原成貴騎手（2戦1勝）。15頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に敗れた。

3月2日、中6週で迎えた4戦目は、牝馬限定3歳G3のチューリップ賞（阪神芝1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で田原成貴騎手（3戦1勝）。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に敗れた。