タニノポジション（1985年生、母タニノデボネア）
Tanino Position
1985.04.03
タニノポジション（1985年4月3日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のヤマニンスキー（当時10歳）と交配したタニノデボネアが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）市川ファーム。戦績は、中央平地21戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は1989年の5歳以上400万下。
プロフィール
基本情報
性質分析
- 距離適性
- コース適正
- 馬場適正
- 成長
- 馬体重
- 脚質
- 出脚
- 末脚
- スタミナ
- 出走回数
回収率
血統
7代内クロス
| 種別 | 馬名 | クロス | 血量 |
|---|---|---|---|
| き | Bull Dog＝Sir Gallahad | 6*6×7 | 3.9% |
| きS | Laughing Queen＝Pompey | 7*7 | 1.56% |
| 牡 | Nearco | 5×5 | 6.25% |
| 牡 | War Admiral | 5×5 | 6.25% |
| 牡 | Blandford | 7×5*7*7 | 5.46% |
| 牡 | Pharos | 6×6*6 | 4.68% |
| 牡 | Hyperion | 6×6 | 3.12% |
| 牡 | Man o' War | 6*7×6 | 3.9% |
| 牡 | Blenheim | 6*7×6 | 3.9% |
| 牡 | Phalaris | 7*7*7×7*7 | 3.9% |
| 牡 | Gainsborough | 7×7*7 | 2.34% |
| 牡S | Menow | 5*5 | 6.25% |
| 牡S | Blue Larkspur | 6*6 | 3.12% |
| 牡S | Teddy | 7*7*7*7 | 3.12% |
| 牡M | Vatout | 6*6 | 3.12% |
| 牡M | Swynford | 6*7 | 2.34% |
| 牡M | Tourbillon | 7*7 | 1.56% |
| 牝 | Plucky Liege | 7*7×6 | 3.12% |
| 牝 | Selene | 7*7*7×7 | 3.12% |
5代血統表
| 父の父Nijinsky1967（CAN） | Northern Dancer1961（CAN） | Nearctic | Nearco | |
| Lady Angela | ||||
| Natalma | Native Dancer | |||
| Almahmoud | ||||
| Flaming Page1959（CAN） | Bull Page | Bull Lea | ||
| Our Page | ||||
| 父ヤマニンスキー1975（JPN） | Flaring Top | Menow | ||
| Flaming Top | ||||
| Buckpasser1963（USA） | Tom Fool | Menow | ||
| Gaga | ||||
| 父の母アンメンシヨナブル1970（USA） | Busanda | War Admiral | ||
| Businesslike | ||||
| Petticoat1961（USA） | Palestinian | Sun Again | ||
| Dolly Whisk | ||||
| Sabana | Bryan G. | |||
| Satsuma | ||||
| 母の父ラークスパー1959（IRE） | Never Say Die1951（USA） | Nasrullah | Nearco | |
| Mumtaz Begum | ||||
| Singing Grass | War Admiral | |||
| Boreale | ||||
| Skylarking1950（GB） | Precipitation | Hurry On | ||
| Double Life | ||||
| 母タニノデボネア1972（JPN） | Woodlark | Bois Roussel | ||
| Aurora | ||||
| パーソロン1960（IRE） | Milesian | My Babu | ||
| Oatflake | ||||
| 母の母ボールロイヤル1965（JPN） | Paleo | Pharis | ||
| Calonice | ||||
| ペンシルバニヤ1954（JPN） | ステーツマン | Blandford | ||
| Dail | ||||
| クモシズ | クモハタ | |||
| 第五デヴオーニア | ||||
血統分類
- サイアーライン
- ニジンスキー系
- ファミリーナンバー
- 10-d
レース成績
経歴
デビュー前
島崎宏厩舎（栗東）へ入厩。
3歳（1988年）
2月27日、デビュー戦は土肥幸広騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳新馬（阪神ダート1800m 小雨/稍重）に出走。馬体重は514kg。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸びを見せたが、伸びてきたスプリングビウティ決め手に屈してアタマ差の2着となった。
3月19日、中2週で迎えた2戦目は、4歳新馬（阪神ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で土肥幸広騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。
5月14日、中7週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で土肥幸広騎手（2戦0勝）。15頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、5着に終わった。
6月4日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で土肥幸広騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。
6月18日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で土肥幸広騎手（4戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。
7月10日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中京芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は6戦連続で土肥幸広騎手（5戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を見せたが、勝ったキューティメルヘンにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。
7月31日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（小倉芝1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は7戦連続で土肥幸広騎手（6戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のキラボシをアタマ差振り切って初白星を挙げた。
9月17日、中6週で迎えた8戦目は、4歳以上400万下の能勢特別（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で土肥幸広騎手（7戦1勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びあぐねて7着に終わった。
10月29日、中5週で迎えた9戦目は、合谷喜壮騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（京都芝1600m 外回り 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。最後はバテてしまい7着に敗れた。
11月12日、中1週で迎えた10戦目は、牝馬限定の4歳以上400万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は土肥幸広騎手（8戦1勝）。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。
12月11日、中3週で迎えた11戦目は、徳吉一己騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。
4歳（1989年）
1月22日、中5週で迎えた12戦目は、5歳以上400万下（京都ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は土肥幸広騎手（9戦1勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。最後はヒーローヒットと並んで1着同着となった。
2月12日、中2週で迎えた13戦目は、田原成貴騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。
3月11日、中3週で迎えた14戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下（阪神ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田原成貴騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。
4月1日、中2週で迎えた15戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は土肥幸広騎手（10戦2勝）。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。
4月16日、中1週で迎えた16戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下の播磨特別（阪神芝2000m 晴/重）に出走。鞍上は田原成貴騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。
4月29日、中1週で迎えた17戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の祇園特別（京都ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は土肥幸広騎手（11戦2勝）。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。
7月2日、中8週で迎えた18戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下の浜名湖特別（中京芝2000m 雨/重）に出走。鞍上は合谷喜壮騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に敗れた。
7月23日、中2週で迎えた19戦目は、牝馬限定の4歳以上400万下の日田特別（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は土肥幸広騎手（12戦2勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。最後は力尽きて7着に終わった。
8月5日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上400万下の牧園特別（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で土肥幸広騎手（13戦2勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。
8月27日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上400万下（小倉芝2000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は合谷喜壮騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では最後まで息が続かず6着に終わった。