メガマンジュデン（1998年生、母サクラソフテイー）

メガマンジュデン（1998年5月13日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のポリッシュネイビー（当時14歳）と交配したサクラソフテイーが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は橋谷折。戦績は、中央平地18戦2勝2着1回、中央障害1戦0勝。主な勝ち鞍は2001年の3歳500万下。

経歴

デビュー前

1歳のとき、橋谷折から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。同年、新生ファームから「北海道11月市場サラブレッド2歳」に上場され、カネキ競走馬によって1,260万円で落札された。

田所清広厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2000年）

9月10日、デビュー戦は河内洋騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は444kg。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

9月30日、中2週で迎えた2戦目は、3歳新馬（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で河内洋騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では稟性の勝負根性でゴールまでタレずに走り切ったが、4着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で河内洋騎手（2戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

3歳（2001年）

3月10日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた4戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。先手を取り、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず6着に終わった。

3月25日、中1週で迎えた5戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 雨/良）に出走。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったノボエプソムに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

4月7日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤勝己騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を繰り出したが、4着に終わった。

4月22日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は池添謙一騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場なく5着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた8戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のダンツマインドをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

5月19日、中1週で迎えた9戦目は、3歳500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は池添謙一騎手（2戦0勝）。18頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、6着を確保した。

6月3日、中1週で迎えた10戦目は、渡辺薫彦騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。13頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

6月17日、中1週で迎えた11戦目は、3歳500万下（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は池添謙一騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では僅かずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のセイエイスタホスをハナ差振り切って勝利を手中に収めた。

7月8日、中2週で迎えた12戦目は、3歳オープンの菩提樹ステークス（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（4戦1勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はバテてしまい10着に終わった。

4歳（2002年）

3月31日、約9か月の休養明けで迎えた13戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（阪神ダート1400m 曇/稍重）に出走。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚を伸ばせず16着に終わった。

4月14日、中1週で迎えた14戦目は、山田泰誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（阪神芝1600m 晴/良）に出走。17頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず12着に終わった。

4月27日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上1000万下の鷹ケ峰特別（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は安藤勝己騎手（2戦0勝）。15頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では末脚がパッとせず15着に終わった。

5月11日、中1週で迎えた16戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の乙訓特別（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい14着に終わった。

5月18日、連闘で迎えた17戦目は、小坂忠士騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1000万下の賢島特別（中京芝1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。18頭立ての16番人気で大外18番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では切れる脚を使えず18着に終わった。

6月15日、中3週で迎えた18戦目は、内山正博騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の南港特別（阪神芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が悪くなり16着に終わった。

7月14日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、岡冨俊一騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。競走中止となった。