ソーニーイシュー（2021年生、母ローズストリート）

ソーニーイシュー（2021年3月7日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「争点の多い問題」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のシニスターミニスター（当時18歳）と交配したローズストリートが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はダーレー・ジャパン・ファーム有限会社。主な勝ち鞍は2024年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

千田輝彦厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2024年）

3月2日、デビュー戦は団野大成騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/重）に出走。馬体重は512kg。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味の強靭な心肺能力で最後まで奮闘したが、勝ったエアサンサーラにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

6月1日、約3か月の休養明けで迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で団野大成騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るブレイブハートマンを異次元の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

9月16日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、3歳以上1勝クラス（中京ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で団野大成騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったモンブランミノルにねじ伏せられてクビ差の2着に甘んじた。

10月6日、中2週で迎えた4戦目は、3歳以上1勝クラス（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で団野大成騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のキャピタルサックスに3馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

4歳（2025年）

3月1日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のソレルビュレットに3馬身半の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

3月22日、中2週で迎えた6戦目は、4歳以上3勝クラスの韓国馬事会杯（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川田将雅騎手（1戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は力尽きて10着に敗れた。

5月31日、中9週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた7戦目は、ハンデ戦で4歳以上3勝クラスの桃山ステークス（京都ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で川田将雅騎手（2戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るリューデスハイムを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。