ドーノダルチェーロ（2009年生、母ポンパドール）
Dono dal Cielo
2009.02.21
ドーノダルチェーロ（2009年2月21日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「天の恵み（伊）」。毛色は栗毛。種牡馬のネオユニヴァース（当時9歳）と交配したポンパドールが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）絵笛牧場。戦績は、地方24戦11勝2着4回。主な勝ち鞍は2014年の梅見月特別(一般C2三)。
経歴
デビュー前
当歳のとき、絵笛牧場から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、絵笛牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、ミッドウェイファームによって1,071万円で落札された。
佐々木洋一厩舎（大井）へ入厩。
3歳（2012年）
8月27日、デビュー戦は戸崎圭太騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は479kg。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、少し速いペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。
9月17日、中2週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のケイアイレイに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
10月24日、中4週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を奪い、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のブローディアに7馬身の差をつけてファンの支持に応えた。
11月30日、中4週で迎えた4戦目は、一般C2十四十五十六（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で戸崎圭太騎手（3戦2勝）。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、緩みのないペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のカルヴァドスに5馬身の差をつけて断然人気に応えた。
12月27日、中3週で迎えた5戦目は、新日本プロレスリング賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で戸崎圭太騎手（4戦3勝）。16頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のアイポンに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。
4歳（2013年）
1月24日、中3週で迎えた6戦目は、銀嶺特別（大井ダート1600m 内回り 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で戸崎圭太騎手（5戦4勝）。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に敗れた。
8月12日、約6か月半の休養明けで迎えた7戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、一般C2三四五（大井ダート1200m 雨/良）に出走。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は失速してしまい11着に敗れた。
11月4日、約3か月の間隔を開けて迎えた8戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、練馬区特別（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛進したが、マイネルヴェルディに半馬身交わされて2着に敗北した。
11月28日、中2週で迎えた9戦目は、冬凪特別（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマウンテンブルーに5馬身の差をつけて勝利を手に入れた。
12月30日、中4週で迎えた10戦目は、一般C1六七八（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（2戦1勝）。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で急追したが、勝ったシベリアンソアーに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。
5歳（2014年）
2月4日、中4週で迎えた11戦目は、梅見月特別（大井ダート1200m 雪/良）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（3戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のヨシールストームに4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。
2月27日、中2週で迎えた12戦目は、キャピタルステッキ賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で御神本訓史騎手（4戦2勝）。15頭立ての1番人気に推されて16番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では脚勢がやや衰え、5着に終わった。
6歳（2015年）
8月27日、約18か月の休み明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた13戦目は、一般C2九十十一（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に敗れた。
10月1日、中4週で迎えた14戦目は、南関東地方競馬チャンネル賞（大井ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るローレンハピネスを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて久方ぶりに勝利を挙げた。
11月23日、中7週で迎えた15戦目は、一般C2七八（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（3戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる形となり、緩やかなペースで一団を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では卓出した伸び脚を見せたが、デロニクスレギアに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。
12月23日、中3週で迎えた16戦目は、一般C2七八九（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（4戦1勝）。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端に立つ形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきちんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のポワソンダブリルを半馬身振り切って圧倒的支持に応えた。
7歳（2016年）
1月15日、中2週で迎えた17戦目は、一般C3二三（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で森泰斗騎手（5戦2勝）。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では圧倒的な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のスタルヒンに1馬身半の差をつけて断トツの支持に応えた。
2月25日、中5週で迎えた18戦目は、一般C2十二十三十四（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で森泰斗騎手（6戦3勝）。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚色が衰えて11着に敗れた。
7月15日、約4か月半の休み明けで迎えた19戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、一般C2十一十二（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はバタバタになってしまい10着に敗れた。
10月27日、約3か月半の休養明けで迎えた20戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、築地賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のシンボリハッキネンに5馬身の差をつけて10勝目を達成した。
11月15日、中2週で迎えた21戦目は、一般C2七八九（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、やや速いペースで馬群を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のニュートリノビームに4馬身の差をつけて勝利数を11に伸ばす
12月27日、中5週で迎えた22戦目は、忘年特別（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（2戦2勝）。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、サダムフジコに交わされて1馬身差の2着に敗北した。
8歳（2017年）
1月24日、中3週で迎えた23戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、一般C1十 C2四（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取り、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず9着に敗れた。
3月6日、中5週で迎えた24戦目は、一般C1十十一（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は笹川翼騎手（3戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる形となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。