アルクラハ（2003年生、母エイシンゴーディー）

アルクラハ（2003年4月8日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「馬の流星（アラビア語）」。毛色は鹿毛。種牡馬のエブロス（当時17歳）と交配したエイシンゴーディーが21歳のときに産んだ13番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は小池博幸。戦績は、中央平地8戦0勝、地方18戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

1歳のとき、小池牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、加藤信之によって472.5万円で落札された。

小島茂之厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2005年）

9月19日、デビュー戦は池田鉄平騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は410kg。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた2戦目は、北村浩平騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌芝1200m 曇/良）に出走。15頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

12月10日、中9週で迎えた3戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。15頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

3歳（2006年）

1月21日、中5週で迎えた4戦目は、佐藤聖也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではいい脚を見せられず13着に終わった。

2月4日、中1週で迎えた5戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。15頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

2月13日、連闘で迎えた6戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のグリーンカップ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず8着に敗れた。

3月29日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、3歳戦のマーチフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は池田鉄平騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず10着に終わった。

4月25日、中3週で迎えた8戦目は、3歳戦のツイントップ特別（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で池田鉄平騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

5月22日、中3週で迎えた9戦目は、3歳戦のアメジスト賞（盛岡芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で池田鉄平騎手（3戦0勝）。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

6月20日、中3週で迎えた10戦目は、3歳戦のナイスサドル特別（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で池田鉄平騎手（4戦0勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に終わった。

7月22日、中4週で迎えた11戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝2000m 小雨/良）に出走。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着を確保した。

8月12日、中2週で迎えた12戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

9月18日、中4週で迎えた13戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝2600m 小雨/良）に出走。14頭立ての10番人気で大外14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚色が悪くなり9着に終わった。

11月14日、中7週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた14戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、一般C5（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月6日、中2週で迎えた15戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月24日、中2週で迎えた16戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、一般C9（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に終わった。

4歳（2007年）

1月1日、連闘で迎えた17戦目は、一般C10（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

1月9日、連闘で迎えた18戦目は、一般C9（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

1月16日、連闘で迎えた19戦目は、一般C（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で杉村一樹騎手（4戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったミナミノマキジョウから5馬身差の2着に敗北した。

1月30日、中1週で迎えた20戦目は、一般C8（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で杉村一樹騎手（5戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月7日、連闘で迎えた21戦目は、松島慧騎手を鞍上に迎えて、一般C8（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

2月14日、連闘で迎えた22戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、一般C9（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

2月28日、中1週で迎えた23戦目は、一般C11（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（6戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月25日、中7週で迎えた24戦目は、一般C12（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は松島慧騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月12日、中1週で迎えた25戦目は、佐藤智久騎手を鞍上に迎えて、一般C14（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた26戦目は、一般C15（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤智久騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。