タマモランプ（2021年生、母タマモピアス）

タマモランプ（2021年2月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+ランプ。父名(サトノアラジン)と魔法のランプから連想」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のサトノアラジン（当時10歳）と交配したタマモピアスが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はスマイルファーム。主な勝ち鞍は2024年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

池添学厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2024年）

2月10日、デビュー戦は池添謙一騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（京都芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は464kg。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切り、3着に入った。

3月2日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神芝2200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではスパッとキレる脚を見せたが、伸びてきたヴィスマール決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

4月21日、中6週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都芝2000m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で池添謙一騎手（2戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では自慢の末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のワーキングアセットに1馬身3/4の差をつけて未勝利戦を制した。

5月11日、中2週で迎えた4戦目は、3歳1勝クラスのあずさ賞（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で池添謙一騎手（3戦1勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではキレのいい末脚を発揮したが、4着に終わった。

11月24日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた5戦目は、3歳以上1勝クラス（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で池添謙一騎手（4戦1勝）。18頭立ての8番人気で17番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバテてしまい10着に敗れた。

4歳（2025年）

2月1日、中9週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた6戦目は、河原田菜々騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（小倉芝1800m 雨/稍重）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。

2月16日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上1勝クラス（京都芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は池添謙一騎手（5戦1勝）。18頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では決め手が足りず、6着に終わった。

5月10日、約3か月の間隔を開けて迎えた8戦目は、4歳以上1勝クラス（京都芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（6戦1勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず9着に敗れた。

6月1日、中2週で迎えた9戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（京都芝2000m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に敗れた。

6月15日、中1週で迎えた10戦目は、吉村誠之助騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（阪神芝2000m 曇/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

8月17日、中8週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた11戦目は、高杉吏麒騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの常滑特別（中京芝2000m 晴/良）に出走。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、後続を2馬身以上離して、非常に遅いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて3着に沈んだ。