ロマンパワー（1990年生、母ウーマンパワー）

ロマンパワー（1990年3月28日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のブレイヴエストローマン（当時18歳）と交配したウーマンパワーが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）笹地牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方8戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1994年の一般C2ハ。

経歴

デビュー前

瀬戸口勉厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1993年）

8月22日、デビュー戦は上村洋行騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/不良）に出走。馬体重は468kg。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、ハイペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

9月4日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で上村洋行騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが続かず、4着に終わった。

9月19日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で上村洋行騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で上村洋行騎手（3戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に敗れた。

10月23日、中2週で迎えた5戦目は、宝来城多郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って15着に終わった。

11月13日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 雨/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で宝来城多郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握り、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい6着に敗れた。

4歳（1994年）

1月22日、中9週で迎えた7戦目は、長島茂夫騎手を鞍上に迎えて、一般C2ハ（足利ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のファストホープに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

2月18日、中3週で迎えた8戦目は、一般C1ロ C2イ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長島茂夫騎手（1戦1勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月6日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2イ（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で長島茂夫騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月6日、中3週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた10戦目は、蛯名民男騎手を鞍上に迎えて、一般C2イ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。11着に終わった。

4月16日、中0週で迎えた11戦目は、一般C2ロ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は長島茂夫騎手（3戦1勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったドウカンワイドオーからアタマ差の2着となった。

5月2日、中1週で迎えた12戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、一般C2（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったセイシンスキーから1馬身半差の2着となった。

5月19日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は長島茂夫騎手（4戦1勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月16日、中3週で迎えた14戦目は、一般C2ロ（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は蛯名民男騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。10着に敗れた。