ダイリンマズル（2009年生、母プレーミオ）

ダイリンマズル（2009年5月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「大輪＋父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のホワイトマズル（当時19歳）と交配したプレーミオが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）ナカノファーム。戦績は、中央平地1戦0勝、地方8戦4勝2着1回。主な勝ち鞍は2012年のサマーカップ。

経歴

デビュー前

真島元徳厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（2011年）

7月10日、デビュー戦は真島正徳騎手を鞍上に据えて、2歳戦のルーキーステージ（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は522kg。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

8月27日、中6週で迎えた2戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、2歳（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のロトプレイヤーに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2012年）

3月11日、約6か月半の休み明けで迎えた3戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は真島正徳騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味のファイティングスピリットで最後まで奮闘したが、勝ったサクラカリノを3/4馬身捉え切れず2着となった。

4月30日、中6週で迎えた4戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（2戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のウインクシャイナに1馬身半の差をつけて断然人気に応えた。

5月12日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島正徳騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

5月26日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で真島正徳騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて、最後は2着のリバーデュランダルに1馬身の差をつけて3勝目をマークした。

6月10日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦の耶馬渓特選（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で真島正徳騎手（5戦2勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が衰えて6着に敗れた。

7月16日、中4週で迎えた8戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のサマーカップ（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて、最後は2着のクールラオウを半馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

8月12日、中3週で迎えた9戦目は、3歳以上500万下の青島特別（小倉芝1700m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は真島正徳騎手（6戦2勝）。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。競走中止となった。