ユーワスリーエー（1988年生、母ヘキセンシスコ）
Yuwa Three A.
1988.04.26
ユーワスリーエー（1988年4月26日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のロードザキヤノンズ（当時8歳）と交配したヘキセンシスコが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は赤田牧場。戦績は、中央平地22戦1勝2着2回、地方27戦3勝。主な勝ち鞍は1990年の3歳未勝利。
経歴
デビュー前
二本柳一馬厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（1990年）
10月7日、デビュー戦は平目孝志騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は416kg。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で驀進したが、勝ったイクエスターにねじ伏せられて5馬身差の2着となった。
10月20日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で平目孝志騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、ベストハイデンにアタマ差交わされて2着に甘んじた。
11月10日、中2週で迎えた3戦目は、横田雅博騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びを欠き4着に敗れた。
12月1日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は平目孝志騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線に入ると、前で粘るベルモンテを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。
12月22日、中2週で迎えた5戦目は、2歳オープンのすずかけステークス（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は横田雅博騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。
3歳（1991年）
11月2日、約10か月半の休養明けで迎えた6戦目は、4歳以上500万下（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は平目孝志騎手（3戦1勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず12着に終わった。
11月17日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平目孝志騎手（4戦1勝）。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。最後は脚色が鈍り13着に終わった。
12月7日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は横田雅博騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に終わった。
4歳（1992年）
1月5日、中3週で迎えた9戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横田雅博騎手（3戦0勝）。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、5着に入り込んだ。
1月25日、中2週で迎えた10戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横田雅博騎手（4戦0勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。
2月9日、中1週で迎えた11戦目は、5歳以上500万下（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で横田雅博騎手（5戦0勝）。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず6着に終わった。
2月29日、中2週で迎えた12戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で横田雅博騎手（6戦0勝）。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が鈍り9着に終わった。
3月22日、中2週で迎えた13戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で横田雅博騎手（7戦0勝）。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に終わった。
4月12日、中2週で迎えた14戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は平目孝志騎手（5戦1勝）。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら14番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に終わった。
5月2日、中2週で迎えた15戦目は、5歳以上500万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平目孝志騎手（6戦1勝）。13頭立ての9番人気で大外13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に終わった。
5月17日、中1週で迎えた16戦目は、5歳以上500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で平目孝志騎手（7戦1勝）。17頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず12着に終わった。
6月7日、中2週で迎えた17戦目は、5歳以上500万下（東京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で平目孝志騎手（8戦1勝）。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。
7月4日、中3週で迎えた18戦目は、5歳以上500万下（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で平目孝志騎手（9戦1勝）。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。
7月26日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は6戦連続で平目孝志騎手（10戦1勝）。14頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。
8月8日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上500万下の越路特別（新潟芝1600m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で平目孝志騎手（11戦1勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に敗れた。
8月22日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で平目孝志騎手（12戦1勝）。17頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず12着に敗れた。
9月5日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上500万下の八海山特別（新潟ダート1700m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は9戦連続で平目孝志騎手（13戦1勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。
12月6日、約3か月の休養明けで迎えた23戦目は、佐藤雅彦騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1420m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。
12月14日、連闘で迎えた24戦目は、田村光則騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1600m 小雪/不良）に出走。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。
5歳（1993年）
1月5日、中2週で迎えた25戦目は、一般（水沢ダート1420m 雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田村光則騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。
4月10日、約3か月の休み明けで迎えた26戦目は、一般（盛岡ダート1100m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田村光則騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。
4月17日、連闘で迎えた27戦目は、千葉淳志騎手を鞍上に迎えて、一般（盛岡ダート1100m 晴/良）に出走。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。
5月2日、中1週で迎えた28戦目は、一般（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で千葉淳志騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。
5月15日、中1週で迎えた29戦目は、一般（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で千葉淳志騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。
5月29日、中1週で迎えた30戦目は、一般（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で千葉淳志騎手（3戦0勝）。6頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。
6月19日、中2週で迎えた31戦目は、一般（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は佐藤雅彦騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。
7月3日、中1週で迎えた32戦目は、一般（盛岡ダート1100m 雨/稍重）に出走。鞍上は田村光則騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のカシワズプライドに半馬身の差をつけて久しぶりに美酒を浴びた。
7月17日、中1週で迎えた33戦目は、一般（盛岡ダート1100m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田村光則騎手（4戦1勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。
7月31日、中1週で迎えた34戦目は、一般（盛岡ダート1100m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で田村光則騎手（5戦1勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。
8月21日、中2週で迎えた35戦目は、一般（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で田村光則騎手（6戦1勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。
9月4日、中1週で迎えた36戦目は、一般（水沢ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で田村光則騎手（7戦1勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。
9月18日、中1週で迎えた37戦目は、一般（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で田村光則騎手（8戦1勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。
10月2日、中1週で迎えた38戦目は、三野宮通騎手を鞍上に迎えて、一般（盛岡ダート1100m 晴/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のカシワズプライドをハナ差制して1着ゴールを果たした。
10月17日、中1週で迎えた39戦目は、一般（盛岡ダート1420m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で三野宮通騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。
10月30日、中1週で迎えた40戦目は、一般（盛岡ダート1420m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で三野宮通騎手（2戦1勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のホコタホマレに2馬身の差をつけて4勝目を収める
11月14日、中1週で迎えた41戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1420m 雨/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。7着に敗れた。
11月28日、中1週で迎えた42戦目は、一般（水沢ダート1420m 雪/不良）に出走。鞍上は三野宮通騎手（3戦2勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。
6歳（1994年）
6月27日、約7か月の休養明けで迎えた43戦目は、一般（盛岡ダート1420m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で三野宮通騎手（4戦2勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。
7月11日、中1週で迎えた44戦目は、一般（盛岡ダート1420m 小雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で三野宮通騎手（5戦2勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。
7月31日、中2週で迎えた45戦目は、一般（盛岡ダート1100m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で三野宮通騎手（6戦2勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。
8月14日、中1週で迎えた46戦目は、一般（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で三野宮通騎手（7戦2勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。
8月28日、中1週で迎えた47戦目は、一般（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で三野宮通騎手（8戦2勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。
9月11日、中1週で迎えた48戦目は、一般（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で三野宮通騎手（9戦2勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。
9月18日、連闘で迎えた49戦目は、一般（水沢ダート1420m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で三野宮通騎手（10戦2勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に終わった。