サニースペシャル（2009年生、母サニークラッシック）

サニースペシャル（2009年4月8日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋父父母名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のストラヴィンスキー（当時13歳）と交配したサニークラッシックが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）丸村村下ファーム。戦績は、中央平地13戦0勝2着1回、地方1戦0勝。

経歴

デビュー前

谷原義明厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2011年）

7月30日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。馬体重は476kg。18頭立ての11番人気で大外18番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始12番手を追走。直線ではいいところがなく17着に終わった。

8月20日、中2週で迎えた2戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、極端なスローペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい11着に終わった。

9月10日、中2週で迎えた3戦目は、平野優騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい14着に終わった。

12月3日、約3か月の間隔を開けて迎えた4戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（中山ダート1200m 雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

3歳（2012年）

1月8日、中4週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で津村明秀騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天賦の勝負根性でゴールまで勇戦し、4着を確保した。

1月28日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で津村明秀騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り9着に終わった。

2月26日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた7戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は吉田豊騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では見所を作れず12着に終わった。

4月7日、中5週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた8戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は津村明秀騎手（3戦0勝）。15頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、後続との差を2馬身以上キープして、凄まじいハイペースで馬群を引っ張る。先頭のまま5馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では生来の闘争本能でどうにかこうにかゴールまで走り切り、3着に入った。

4月29日、中2週で迎えた9戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、5着に終わった。

5月19日、中2週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は津村明秀騎手（4戦0勝）。15頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

6月9日、中2週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で津村明秀騎手（5戦0勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったキャプテンサクラに詰め切れず、8馬身差の2着となった。

6月17日、連闘で迎えた12戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で津村明秀騎手（6戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

7月29日、中5週で迎えた13戦目は、杉原誠人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず13着に終わった。

8月28日、中3週で迎えた14戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のフォーチュネイトほうせんか特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はバタバタになってしまい8着に敗れた。