ヤマニンマクベス（2002年生、母マダニナ）

ヤマニンマクベス（2002年3月7日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋オペラの主人公」。毛色は鹿毛。種牡馬のスペシャルウィーク（当時7歳）と交配したマダニナが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（株）錦岡牧場。戦績は、中央平地11戦1勝、中央障害5戦0勝。主な勝ち鞍は2005年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

池江泰郎厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2004年）

12月12日、デビュー戦は川島信二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は484kg。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

12月26日、中1週で迎えた2戦目は、渡辺薫彦騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では天賦の勝負根性でゴールまで勇戦し、5着を確保した。

3歳（2005年）

1月29日、中4週で迎えた3戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

3月26日、中7週で迎えた4戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1700m 小雨/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、超スローペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は失速してしまい11着に敗れた。

5月8日、中5週で迎えた5戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。15頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では終いが甘くなり、4着に終わった。

5月15日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟芝2400m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で松田大作騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

6月25日、中5週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた7戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして、最後は2着のエアデルソールに1馬身3/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

8月13日、中6週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた8戦目は、3歳以上500万下（札幌芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は松田大作騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が衰えて12着に終わった。

9月24日、中5週で迎えた9戦目は、3歳以上500万下の利尻特別（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松田大作騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は失速してしまい11着に終わった。

12月24日、約3か月の休養明けで迎えた10戦目は、3歳以上500万下（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は川島信二騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい10着に終わった。

4歳（2006年）

1月14日、中2週で迎えた11戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1800m 雨/不良）に出走。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず16着に終わった。

3月26日、中9週で迎えた12戦目は、山本康志騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 曇）に出走。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月16日、中2週で迎えた13戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で山本康志騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5月13日、中3週で迎えた14戦目は、蓑島靖典騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 雨）に出走。14頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。11着に終わった。

6月11日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた15戦目は、障害3歳以上未勝利（中京障害芝2800m 雨/稍重）に出走。鞍上は山本康志騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月1日、中2週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた16戦目は、宗像徹騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2770m 曇/重）に出走。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。5着に入り込んだ。