ブライティアハニー（2005年生、母メローブライティア）

ブライティアハニー（2005年2月12日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋はちみつ」。毛色は青鹿毛。種牡馬のエブロス（当時19歳）と交配したメローブライティアが14歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者はコアレススタッド。戦績は、中央平地4戦0勝、地方31戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2009年のリゲル特別(一般C3-1)。

経歴

デビュー前

畠山吉宏厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2008年）

4月12日、デビュー戦は柴山雄一騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は450kg。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず11着に終わった。

5月3日、中2週で迎えた2戦目は、田中博康騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では伸びが鈍く15着に終わった。

7月19日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は柴山雄一騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びあぐねて14着に終わった。

9月20日、中8週で迎えた4戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に出走。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず15着に終わった。

10月26日、中4週で迎えた5戦目は、寺地誠一騎手を鞍上に迎えて、一般C4-6（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた6戦目は、大野好子バースデー記念（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で寺地誠一騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が悪くなり9着に敗れた。

11月25日、中1週で迎えた7戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、一般C5-5（金沢ダート1300m 晴/不良）に出走。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に終わった。

12月2日、連闘で迎えた8戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、一般C5-8（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアラマサトップガンに4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

12月21日、中2週で迎えた9戦目は、一般C4-4（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4歳（2009年）

1月3日、中1週で迎えた10戦目は、一般C4-4（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉原寛人騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

4月5日、約3か月の休み明けで迎えた11戦目は、スピカ特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で吉原寛人騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

4月19日、中1週で迎えた12戦目は、沖静男騎手を鞍上に迎えて、スピカ特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

4月26日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた13戦目は、一般C4-6（金沢ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で沖静男騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ラウドアプローズに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

5月3日、連闘で迎えた14戦目は、スピカ特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

5月17日、中1週で迎えた15戦目は、スピカ特別（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は沖静男騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

6月2日、中1週で迎えた16戦目は、加藤和義騎手を鞍上に迎えて、スピカ特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた17戦目は、一般C4-2（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は沖静男騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

6月28日、中1週で迎えた18戦目は、スピカ特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沖静男騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず6着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた19戦目は、スピカ特別（金沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で沖静男騎手（5戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。

7月26日、中1週で迎えた20戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦のゼラニューム賞（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したセレブテンエイを捕まえ切れず、3馬身差の2着に敗北した。

8月9日、中1週で迎えた21戦目は、スピカ特別（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は沖静男騎手（6戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

8月23日、中1週で迎えた22戦目は、一般C4-2（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で沖静男騎手（7戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に敗れた。

9月6日、中1週で迎えた23戦目は、スピカ特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で沖静男騎手（8戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

9月19日、中1週で迎えた24戦目は、一般C4-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は中川雅之騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、マイネルエザットに交わされて1馬身差の2着となった。

9月28日、連闘で迎えた25戦目は、リゲル特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は沖静男騎手（9戦0勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るジーガードトウを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って優勝

10月13日、中1週で迎えた26戦目は、リゲル特別（金沢ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で沖静男騎手（10戦1勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

11月1日、中2週で迎えた27戦目は、一般C2-3（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で沖静男騎手（11戦1勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2-4（金沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で沖静男騎手（12戦1勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず8着に敗れた。

12月1日、中1週で迎えた29戦目は、一般C2四（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で沖静男騎手（13戦1勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず8着に終わった。

12月13日、中1週で迎えた30戦目は、一般C2三（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は中川雅之騎手（2戦0勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず6着に敗れた。

12月24日、中1週で迎えた31戦目は、一般C2四（金沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず9着に敗れた。

5歳（2010年）

1月4日、中1週で迎えた32戦目は、大崎上島産・みかんカップ（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で中川雅之騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず9着に敗れた。

4月11日、約3か月の休養明けで迎えた33戦目は、一般C1三（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は加藤和義騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

4月27日、中1週で迎えた34戦目は、恋路海岸特別（金沢ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は沖静男騎手（14戦1勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

5月9日、中1週で迎えた35戦目は、一般C2二（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沖静男騎手（15戦1勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に終わった。