オイワケヒノデ（1999年生、母ハシノサライ）

オイワケヒノデ（1999年5月9日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のタイキブリザード（当時8歳）と交配したハシノサライが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田スタッド。戦績は、中央平地13戦0勝2着1回、地方13戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2002年の一般C1イ。

経歴

デビュー前

清水美波厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2001年）

10月7日、デビュー戦は柴田大知騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。

10月21日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、2歳新馬（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は勢いを失って7着に終わった。

12月22日、中8週で馬体重を前走からさらに12kg減らして迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で柴田大知騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず15着に終わった。

3歳（2002年）

3月10日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2200m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。ハナに立ち、緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ6着に敗れた。

4月21日、中5週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京芝2000m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、5着を確保した。

5月12日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田面木博公騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。先手を取り、緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

6月2日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田面木博公騎手（3戦0勝）。18頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、些か速いペースで集団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって13着に終わった。

6月23日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は柴田大知騎手（3戦0勝）。16頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

7月21日、中3週で迎えた9戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2000m 小雨/稍重）に出走。17頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。主導権を奪い、リードを2馬身以上キープして、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘し、4着に入った。

8月4日、中1週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。15頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが続かず、4着に終わった。

8月25日、中2週で迎えた11戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、キングルドルフに半馬身交わされて2着に敗北した。

9月28日、中4週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小林淳一騎手（1戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を持続できず、5着に終わった。

10月20日、中2週で迎えた13戦目は、3歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林淳一騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、5着に終わった。

12月10日、中6週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた14戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、一般C1イ（宇都宮ダート1400m 晴/不良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のスーパーブルーに5馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

12月28日、中2週で迎えた15戦目は、幸の湖賞（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丸山侯彦騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（2003年）

9月14日、約8か月半の休養明けで迎えた16戦目は、平沢則雄騎手を鞍上に迎えて、一般C1イ C2イ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。12着に敗れた。

10月5日、中2週で迎えた17戦目は、一般C1ロ（宇都宮ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は丸山侯彦騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月18日、中1週で迎えた18戦目は、一般C1ロ（宇都宮ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丸山侯彦騎手（3戦1勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったフレイズシュートから1馬身半差の2着となった。

11月8日、中2週で迎えた19戦目は、一般C1ロ（宇都宮ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で丸山侯彦騎手（4戦1勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月22日、中1週で迎えた20戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、一般C1-3（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月7日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた21戦目は、一般C1ハ（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は丸山侯彦騎手（5戦1勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月13日、連闘で馬体重を前走から8kg絞って迎えた22戦目は、三上智也騎手を鞍上に迎えて、一般B C12（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月27日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1ロ（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は森泰斗騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。4着を確保した。

5歳（2004年）

1月11日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1ロ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は丸山侯彦騎手（6戦1勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

1月22日、中1週で迎えた25戦目は、一般C1ハ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山侯彦騎手（7戦1勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。12着に敗れた。

2月6日、中1週で迎えた26戦目は、一般C1ロ（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で丸山侯彦騎手（8戦1勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。11着に終わった。