フルールメール（2018年生、母ドラゴンシップ）

Fleur Mer

2018.03.05

フルールメール（2018年3月5日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のスクリーンヒーロー（当時14歳）と交配したドラゴンシップが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は小泉 学。主な勝ち鞍は2021年の3歳以上C3四。

経歴

デビュー前

1歳のとき、小泉学から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

平田正一厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2020年）

6月12日、デビュー戦は藤江渉騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスパーキングデビュー（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。馬体重は456kg。5頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく4着に終わった。

7月13日、中3週で迎えた2戦目は、2歳戦のカブトムシ特別（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤江渉騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

11月9日、約4か月の休み明けで迎えた3戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のモンシロチョウ特別（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

12月14日、中4週で迎えた4戦目は、2歳（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は藤江渉騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、落ち着いたペースでレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り6着に終わった。

3歳（2021年）

1月3日、中2週で迎えた5戦目は、3歳戦の宝船賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤江渉騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい6着に終わった。

1月28日、中3週で迎えた6戦目は、3歳（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で藤江渉騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。最後は脚色が衰えて7着に敗れた。

3月2日、中4週で迎えた7戦目は、山林堂信彦騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 雨/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

4月21日、中6週で迎えた8戦目は、神尾香澄騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/稍重）に50kgの軽斤量で出走。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

6月23日、中8週で迎えた9戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

7月14日、中2週で迎えた10戦目は、3歳以上C3四（園田ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のノースピーディングに4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

7月29日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に敗れた。

8月19日、中2週で迎えた12戦目は、大山龍太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2四（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。

9月8日、中2週で迎えた13戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で大山龍太郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。