イブキシンユウ（1987年生、母デルージターフ）

Ibuki Shinyu

1987.06.16

イブキシンユウ（1987年6月16日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のディストロイ（当時8歳）と交配したデルージターフが20歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は武田 寛治。戦績は、中央平地8戦1勝、地方7戦0勝2着2回。主な勝ち鞍は1989年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

中尾正厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1989年）

12月3日、デビュー戦は樋口弘騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は430kg。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のフジノミラクルを半馬身振り切って初白星を挙げた。

12月23日、中2週で迎えた2戦目は、3歳400万下の千両賞（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で樋口弘騎手（1戦1勝）。15頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚に勢いがなく14着に終わった。

3歳（1990年）

1月15日、中2週で迎えた3戦目は、4歳500万下の若菜賞（京都芝1400m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で樋口弘騎手（2戦1勝）。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では全く伸びず13着に終わった。

2月18日、中4週で迎えた4戦目は、岡潤一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

7月21日、約5か月の休み明けで迎えた5戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は樋口弘騎手（3戦1勝）。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では末脚が振るわず16着に終わった。

8月4日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で樋口弘騎手（4戦1勝）。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

8月18日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で樋口弘騎手（5戦1勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

9月1日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で樋口弘騎手（6戦1勝）。13頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は脚色が悪くなり13着に終わった。

11月4日、中8週で迎えた9戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B3（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月13日、連闘で迎えた10戦目は、本忠司騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B3（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。6頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月27日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上B3（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で本忠司騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月11日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上B3（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で本忠司騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

4歳（1991年）

3月14日、約3か月の休み明けで迎えた13戦目は、宮路洋一騎手を鞍上に迎えて、一般C5-3（高知ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったクインレイハから2馬身半差の2着に敗北した。

3月23日、連闘で迎えた14戦目は、一般C5-3（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で宮路洋一騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったエミネントエースから3馬身差の2着に敗北した。

4月23日、中3週で迎えた15戦目は、渡子勝騎手を鞍上に迎えて、一般C4-5（高知ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。