スーパームサシ（2001年生、母セッテジュノー）

スーパームサシ（2001年3月15日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「強い武蔵のごとく」。毛色は鹿毛。種牡馬のジェネラス（当時13歳）と交配したセッテジュノーが21歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は鈴木武蔵。戦績は、中央平地7戦0勝、地方24戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は2004年の3歳。

経歴

デビュー前

当歳のとき、鈴木武蔵から「北海道10月市場サラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、鈴木武蔵から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

佐藤吉勝厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2003年）

9月21日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1800m 雨/不良）に出走。馬体重は492kg。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。

10月12日、中2週で迎えた2戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1400m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は脚勢が悪くなり14着に終わった。

11月8日、中3週で迎えた3戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

11月22日、中1週で迎えた4戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1800m 晴/稍重）に出走。18頭立ての14番人気で大外18番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。最後はバテてしまい17着に終わった。

12月7日、中1週で迎えた5戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。15頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に敗れた。

3歳（2004年）

1月12日、中4週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は吉田豊騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に終わった。

1月25日、中1週で迎えた7戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では決め手が足りず14着に終わった。

3月4日、中5週で迎えた8戦目は、平沢則雄騎手を鞍上に迎えて、3歳（宇都宮ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のタカイチヴィーナスに4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

3月18日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦の中央条件交流梅の香特別（宇都宮ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で平沢則雄騎手（1戦1勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

4月4日、中1週で迎えた10戦目は、松本大寿郎騎手を鞍上に迎えて、3歳（宇都宮ダート1300m 雨/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のグルービーに5馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

4月24日、中2週で迎えた11戦目は、品田真樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月4日、中0週で迎えた12戦目は、3歳（宇都宮ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は平沢則雄騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のドリームラインに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5月24日、中2週で迎えた13戦目は、3歳（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で平沢則雄騎手（3戦2勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。2着となった。

6月14日、中2週で迎えた14戦目は、3歳（宇都宮ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で平沢則雄騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のモエレパッションに半馬身の差をつけて4勝目を手にした。

6月28日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦の中央条件交流紫陽花特別（宇都宮ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で平沢則雄騎手（5戦3勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月12日、中1週で迎えた16戦目は、3歳（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で平沢則雄騎手（6戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月27日、中1週で迎えた17戦目は、3歳戦の中央条件交流牡丹特別（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で平沢則雄騎手（7戦3勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。9着に敗れた。

8月9日、中1週で迎えた18戦目は、3歳（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で平沢則雄騎手（8戦3勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月22日、中1週で迎えた19戦目は、3歳（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で平沢則雄騎手（9戦3勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月19日、中3週で迎えた20戦目は、一般C3ハ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で平沢則雄騎手（10戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月15日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた21戦目は、一般C3ハ（宇都宮ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は松本大寿郎騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月13日、中3週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた22戦目は、一般C3ロ（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は平沢則雄騎手（11戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったマロニエドーターから2馬身半差の2着に敗北した。

12月7日、中2週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた23戦目は、一般C2ロ C3イ（宇都宮ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は品田真樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月31日、中2週で迎えた24戦目は、一般C2ロ C3イ（宇都宮ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は平沢則雄騎手（12戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。11着に敗れた。

4歳（2005年）

1月8日、連闘で迎えた25戦目は、一般C3ハ（宇都宮ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で平沢則雄騎手（13戦3勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月24日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2ロ C3イ（宇都宮ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で平沢則雄騎手（14戦3勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。12着に敗れた。

2月6日、中1週で迎えた27戦目は、一般C3ハ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で平沢則雄騎手（15戦3勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月11日、中4週で迎えた28戦目は、一般C3ハ（宇都宮ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で平沢則雄騎手（16戦3勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4月24日、中5週で馬体重を前走から22kg減らして迎えた29戦目は、南谷圭哉騎手を鞍上に迎えて、かっこう特設（佐賀ダート1750m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に終わった。

7月10日、約2か月半の間隔を開けて迎えた30戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で南谷圭哉騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に終わった。

7月30日、中2週で迎えた31戦目は、北村欣也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず9着に終わった。