クイーンズバラッド（2017年生、母デンファレ）

クイーンズバラッド（2017年2月21日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「女王の物語詩。父名、母系より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のキングズベスト（当時20歳）と交配したデンファレが11歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は宮内牧場。主な勝ち鞍は2020年のほとめきナイター最終レースは20時40分(C2 25)。

経歴

デビュー前

ユニオンオーナーズクラブにて総額700万円（3.5万×200口）で一口馬主が募集された。

坂口智康厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2020年）

3月28日、デビュー戦は吉田隼人騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中京芝1600m 曇/稍重）に出走。馬体重は454kg。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

5月3日、中4週で迎えた2戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1600m 曇/良）に出走。16頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり13着に終わった。

8月2日、約3か月の休み明けで迎えた3戦目は、3歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は吉田隼人騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい16着に終わった。

8月29日、中3週で迎えた4戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず12着に終わった。

2020年9月5日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

10月3日、中4週で迎えた5戦目は、出水拓人騎手を鞍上に迎えて、このあとイルミネーション点灯式!（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、サツキヒューズに交わされて1馬身差の2着となった。

10月18日、中1週で迎えた6戦目は、ほとめきナイター最終レースは20時40分（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で出水拓人騎手（1戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま強靭な粘り腰で末脚を持続させて先頭を奪い、最後は2着のピンクダンサーに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

11月8日、中2週で迎えた7戦目は、今日は馬型イルミネーションに乗れる日!（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で出水拓人騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は減速してしまい8着に敗れた。