タマモスキップ（2009年生、母カクレンボ）

タマモスキップ（2009年4月17日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋スキップ遊び」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のマンハッタンカフェ（当時11歳）と交配したカクレンボが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は前田牧場。戦績は、中央平地13戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2012年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

水野貴広厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2012年）

1月15日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。馬体重は452kg。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

3月18日、中8週で迎えた2戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

4月22日、中4週で迎えた3戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1800m 曇/良）に出走。18頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、緩やかなペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天資の敢闘精神でゴールまで力戦し、5着を確保した。

5月13日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚が止まってしまい10着に敗れた。

6月9日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（函館芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で勝浦正樹騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではスパッとキレる脚を見せたが、ハギノウィッシュに交わされて2馬身差の2着となった。

6月23日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（函館芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で勝浦正樹騎手（3戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、ミドルペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

6月30日、連闘で迎えた7戦目は、3歳未勝利（函館芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で勝浦正樹騎手（4戦0勝）。16頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。敢然と端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい7着に敗れた。

7月15日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（函館芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で勝浦正樹騎手（5戦0勝）。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚に勢いがなく14着に終わった。

8月26日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。先手を取る形となり、後続との差を2馬身以上保って、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の粘り腰で末脚を持続させて、最後は2着のサンマルダームに1馬身3/4の差をつけて待望の初白星を挙げた。

9月15日、中2週で迎えた10戦目は、嶋田純次騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（中山芝2000m 曇/良）に49kgの軽斤量で出走。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

10月14日、中3週で迎えた11戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の姫川特別（新潟芝2400m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で大外16番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は失速してしまい15着に終わった。

11月18日、中4週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下（福島芝2600m 小雨/稍重）に出走。鞍上は嶋田純次騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい15着に終わった。

12月8日、中2週で迎えた13戦目は、中谷雄太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京芝2200m 晴/良）に出走。17頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では最後まで息が続かず15着に終わった。