パシフィックルート（2021年生、母ファンディーナ）

Pacific Route

2021.02.11

パシフィックルート（2021年2月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「太平洋経路」。毛色は鹿毛。種牡馬のロードカナロア（当時13歳）と交配したファンディーナが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は谷川牧場。主な勝ち鞍は2024年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

高野友和厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2024年）

1月28日、デビュー戦は池添謙一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は566kg。13頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るジャスティンダイスを上がり1位タイの末脚でアタマ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

3月16日、中6週で迎えた2戦目は、3歳オープンの若葉ステークス（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（1戦1勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は垂れてしまい9着に終わった。

6月29日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（小倉芝1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、少々速いペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

11月30日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず14着に敗れた。

4歳（2025年）

1月11日、中5週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた5戦目は、4歳以上1勝クラス（中京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で鮫島克駿騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバタバタになってしまい14着に敗れた。

3月8日、中7週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた6戦目は、4歳以上1勝クラス（阪神ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克駿騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい8着に終わった。

4月5日、中3週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた7戦目は、4歳以上1勝クラス（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鮫島克駿騎手（3戦0勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。